地図情報から最短ルートを導き、効率的なサービス配置を実現
客(訪問者)の動態データを収集することなく、地図上の各地点から目的地までの最短ルートを特定し、それを基に客(訪問者)の流れを予測する。この予測に基づき、特定の地点で提供すべきサービスを提案し、客(訪問者)満足度の向上と運営側の効率化を図る。
特許内容の解説
地図情報と目的地情報を基に、各道路上の特定地点から目的地までの最短ルートを計算し、それを客動線として生成するシステムである。客動線上の予測通行量を計算し、そのデータをもとに特定位置でのサービス提供を提案する。これにより、客の動態に関連する情報収集を行わずとも、効率的なサービス配置が可能になる。(JP5892403, JP6471383, US10914597, CN106605247B)
特定の地点(例えば駅)への最短ルートを算出して、
・そのルートで提供するサービスを提案する(請求項1)
・サービスを提供する位置を提案する(請求項2)
・「客動線」とする(請求項4) (人がそのルートを通るだろうと推定する)
・客の購買行動から引き起こされる現象を複雑系と捉え、マーケティングその他で利用可能な特許。
- 総合情報
- 弁理士解説
- 権利概要
特許取得国: CNJPUS
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
価格
・ライセンス提供の場合 売上の3%
#弁理士コメント
地図情報を駆使し、客の動態情報を必要とせずに最短ルートを導き出し、加えて通行量予測やサービス提案を統合する本発明は、実用性と技術的進歩の両面において著しく優れています。小売業界や都市計画等、多岐にわたる分野での応用可能性に光を当て、従来技術を大きく超える新たな地平を切り開いている点で、非常に優れた特許です。
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出願番号 | 特願2015-526824 |
出願日 | 2015/01/30 |
発明の名称 | 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラム |
出願人/権利者 | 鎌田 浩 |
公開番号 | WO2015/194 |
登録番号 | JP5892403, |
#発明者コメント
複雑系の理論を用いて、予測通行量とサービス提案とをつなげることができました。通行量の定量分析を必要とするサービス提案においては欠かすことのできない特許になると思われます。