1 総則
- 本利用規約は、株式会社白紙とロック(以下「サービス提供者」といいます。)の提供するサービス(以下「本サービス」といい、理由のいかんを問わず、サービスの名称または内容が変更された場合は、当該変更後のサービスを含みます。)の利用条件を定めるものです。
- 本サービスは、知的財産権をオンライン上で取引することおよび知的財産権の取引を前提とした商談を行うことを用途とするプラットフォーム(以下「当プラットフォーム」といいます。)を提供することを目的としています。
- 利用者は、本サービスを利用することにより、本利用規約に同意したものとみなします。
2 定義
本利用規約において以下の用語は、別途定義されている場合および文脈上別異に解すべき場合を除き、以下の意味を有するものとします
- 「利用者」とは、本サービスを利用する個人または法人を指します。
- 「出品者」とは、本サービスに知的財産の情報を掲載し、商談希望者を募るために会員登録した利用者を指します。
- 「購入者」とは、本サービス内に掲載されている知的財産について、買取り、ライセンス等をするための商談を希望し、本サービスを利用開始した利用者を指します。
- 「登録情報」とは、利用者が会員登録に際してサービス提供者に伝達した一切の情報および出品者が出品する知的財産に関する一切の情報をいいます。
- 「通知」とは、サービス提供者が利用者に対して、本サービス内の機能、メール、郵便、電話その他サービス提供者が適切と判断する方法を用いて行う本サービスに関する連絡をいいます。
- 「個人情報」とは、「個人情報の保護に関する法律」に定める「個人情報」を指すものとし、利用者がサービス提供者に伝達した氏名、住所、生年月日、電話番号、アカウント情報(電子メールアドレス、パスワード等をいいます。)、プロフィール情報(ニックネーム、年齢その他の個人に関する属性情報をいいます。)、クレジットカード情報、利用履歴等で、かつ特定の個人を識別できる情報(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することとなるものを含みます。)をいいます。
3 適用
- 本利用規約は、サービス提供者と利用者間における本サービスの利用に関する一切の関係に適用されます。
- 本サービスについてサービス提供者または第三者が掲載または発表する内容と本利用規約が異なる場合、別段の定めがない限り本利用規約の規定が優先して適用されます。
4 会員登録
- 利用者は、本サービスを利用するために、所定の登録手続きを完了させる必要があります。この場合、サービス提供者が当該申請を許可する旨を通知した時点で当該利用者は本サービスの出品者となります。
- 前項の場合において、利用者が以下の各号に該当するとき、サービス提供者は利用者の会員登録を認めない場合があることにあらかじめ承諾するものとします。
- 申込み内容に虚偽、不備または不足がある場合
- 既に会員登録している利用者が再び会員登録の申し込みを行った場合
- 登録希望者が過去に本利用規約に違反したことなどにより、本サービスの利用の停止、会員登録の抹消といった処分を受けたことがある場合
- 登録希望者が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団その他これらに準ずるものを意味します)と関係を有し、または法令、本利用規約および公序良俗に反する事業を行っている場合
- その他、登録希望者を会員として登録することが不適切であるとサービス提供者が判断した場合
5 出品者の義務
- 出品者は、自身の登録情報が正確であることを保証するものとし、登録情報に変更があった場合は、速やかにサービス提供者にその旨を連絡するものとします。なお、連絡がない場合、サービス提供者は登録情報に変更がないものとして取り扱うものとします。
- 出品者は、自身が出品した知的財産につき、自らが処分する正当な権限を有すること、および第三者の権利を侵害していないことを保証するものとします。
- 出品者は、出品した知的財産につき購入者との間で当該知的財産についての売買契約、ライセンス契約等の取引が成立した場合、当該契約が成立した旨及び契約金額をインターネットサイト上で定める日数以内にサービス提供者の指定するメールアドレスに報告する義務を負うものとします。
- 出品者は、サービス提供者が前項に記載する報告内容の正当性を確認する目的で、購入者に報告内容について確認することがあることにあらかじめ同意するものとします。
6 購入者の義務
- 購入者は、自身の登録情報が正確であることを保証するものとし、登録情報に変更があった場合は、速やかにサービス提供者にその旨を連絡するものとします。なお、連絡がない場合、サービス提供者は登録情報に変更がないものとして取り扱うものとします。
- 購入者は、出品された知的財産につき出品者との間で当該知的財産についての売買契約、ライセンス契約等の取引が成立した場合、当該契約が成立した旨及び契約金額をインターネット上で定める日数以内にサービス提供者の指定するメールアドレスに報告する義務を負うものとします。
7 利用者との連絡
利用者は、サービス提供者への連絡を、サービス提供者が設けた問い合わせページまたはサービス提供者が指定するメールアドレス宛のメールによって行うものとし、サービス提供者は回答を、登録情報に登録されているメールアドレスに送信するものとします。
8 利用料金
- 本サービスの利用は基本的に無料ですが、一部の機能を利用するためには、利用料金が発生する場合があります。
- 利用者は、本サービスの対価としてサービス提供者が利用者に請求する代金をサービス提供者が指定する方法により支払うものとします。
- 前項の支払いに必要な銀行振込手数料その他の費用については、利用者の負担とします。
- 第1項に定める対価については、インターネットサイトまたは利用者との個別契約で定める方法によるものとします。詳細は利用案内(https://ipmarket.jp/guide/)をご参照ください。
- 利用者は、第1項に定める代金をサービス提供者より請求があった日が属する月の翌月末日までにサービス提供者に対して支払うものとします。
- 利用者は、前項の支払期日までに利用料金を支払わない場合または本利用規約第9条に掲げる事由に違反した場合には、利用契約上の全ての期限の利益を失うものとします。
- 利用者が本条第4項の支払期日までに利用料金を支払わない場合、利用者は、同項の支払期日の翌日から支払済みまでの日数について、年14.6%の利率で計算した金額を遅延損害金として、サービス提供者に支払うものとします。
9 サービスおよび利用規約の変更
- サービス提供者は、サービス提供者が適当と判断する方法で通知または公表することにより、本サービスの内容や仕様の変更をすることができるものとします。
- サービス提供者は、利用者の承諾を得ることなく、前項と同様の方法で通知または公表することにより、本利用規約を変更できるものとします。
- サービス提供者が本利用規約を変更した場合において、利用者が前項の定めにより通知または公表された効力発生日以降に本サービスを利用したときは、利用者が変更後の本利用規約に同意したものとみなされます。
10 サービスの停止
- サービス提供者は、次の各号に該当する場合には利用者への事前の通知や承諾なしに、本サービスの一時的な停止を行うことがあり、利用者は、これを予め承諾します。
- 本システムの保守、仕様変更等を行う場合
- 前号のほか、サービス提供者がやむを得ない事由によって本サービスの運営上一時的な停止が必要と判断した場合
- サービス提供者は、前項に定める本サービスの停止によって生じた利用者または第三者の損害につき責任を負うものではありません。
11 退会
- 利用者は、退会を希望する旨をサービス提供者の定める手続に従って申請することにより退会することができます。
- 前項の場合において、当該利用者が本サービスを利用したことに起因するサービス提供者への債務を有する場合や、その他当該利用者の利用継続が必要であるとサービス提供者が判断した場合には、サービス提供者から通知をすることにより、当該利用者との間で利用規約の一部または全部の効力を退会後も残存させる旨定めることがあります。
12 サービスの中止および終了
- サービス提供者は、利用者に対し30日前までに通知または公表をしたうえで、本サービスの全部または一部を終了することができます。
- サービス提供者は、前項の規定にかかわらず、経済事情の変更、不可抗力、行政の指導または法令の改廃等のやむを得ない事情が生じた場合には、利用者に事前の通知をすることなく、直ちに本サービスの全部または一部を終了することができます。
- サービス提供者は、本条に基づく本サービスの全部または一部の変更、追加または終了によって利用者に生じた損害について一切の責任を負いません。
13 非保証および免責
- サービス提供者は、本サービス上に掲載されている知的財産につき、その存否、内容の真偽、法律や各業界のガイドラインに抵触しないことを確認することを保証しません。知的財産の内容その他の当否については利用者が自己の責任において調査し、確認するものとします。
- 本利用規約に基づいて利用者に生じた損害については、サービス提供者の故意または重過失によるものを除きサービス提供者が責任を負わないものとします。
- サービス提供者は、出品者と購入者の間の個別の契約について仲介する義務を負いません。また、サービス提供者は、本サービスの利用者同士のトラブルについて関与する義務を負いません。
- サービス提供者が利用者の登録情報を記入した場合において、その内容に誤りがあった場合、サービス提供者の故意、または重過失によるものを除いて損害を賠償する義務を負わないものとします。
14 知的財産権
- 本サービスに関する知的財産権は、全てサービス提供者およびサービス提供者に使用を許諾した第三者に帰属します。本利用規約に基づく本サービスの利用許諾は、本サービスに関するサービス提供者又はサービス提供者にライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではなく、出品者が知的財産権を本サービスへ登録することは、サービス提供者への知的財産権の移転、実施・使用等の許諾を意味するものではありません。
- 本サービスにおいて第三者が知的財産権を有しているコンテンツについては、利用者の責任で当該第三者から利用の許諾を得るものとします。
- 本サービスに掲載されているコンテンツは、原則としてサービス提供者に著作権が帰属しています。サービス提供者からあらかじめ許可を得ている場合および著作権法に定められている場合を除き、利用(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案、出版を含みます)することはできません。
- 本サービスの運営などにおいて必要が生じた場合には、サービス提供者は利用者がサービス提供者の管理するサーバーに保存しているデータを、サービスの保守や改良などに必要な範囲で複製等することができるものとします。
15 禁止事項
- サービス提供者は、利用者が以下の各号のいずれかに該当した場合または該当するとサービス提供者が判断した場合、事前の通知なしに、利用者登録の取消、本サービスの全部若しくは一部へのアクセスの拒否、利用停止等、または、利用者に関連するコンテンツや情報の全部若しくは一部の削除その他必要な措置をとることができるものとし、サービス提供者は、その理由を説明する義務および当該措置に起因した損害を賠償する義務を負わないものとします。
- 法令または本利用規約等に違反した場合
- 本利用規約上必要となる手続またはサービス提供者への連絡を行わなかった場合
- 登録した携帯電話番号またはメールアドレスが不通になったことが判明した場合
- 他の利用者や第三者の利用を不当に妨げる行為または公序良俗に反する行為をした場合
- 本サービスについてサービス提供者の運営を妨げる行為をした場合
- 他の利用者の情報を不当に集積または利用した場合
- 利用者が登録した金融機関の口座に関し違法、不適切その他の問題があることが当該金融機関による指摘等により判明した場合
- 本利用規約に定める登録拒否事由に該当する事由があった場合
- 利用者が自らまたは第三者をして、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、脅迫的な言動若しくは暴力を用いる行為、または風評を流布し、偽計を用い若しくは威力を用いて、信用を毀損若しくは業務を妨害する行為をした場合
- その他サービス提供者が不適当であると判断した場合
- 前項は、サービス提供者から利用者に法令を根拠とする損害賠償請求を行うことを妨げるものではありません。
16 情報の取り扱いについて
- サービス提供者による利用者の個人情報の取扱いについては、別途定めるサービス提供者のプライバシーポリシー(https://ipmarket.jp/privacypolicy/)によるものとし、利用者はこのプライバシーポリシーに従ってサービス提供者が利用者の個人情報を取扱うことについてあらかじめ同意するものとします。
- サービス提供者は、利用者が保有するデータの属性集計の分析を行った統計資料を作成し、本サービスおよびサービス提供者のその他のサービスのために利用することがあり、利用者はあらかじめこれに同意するものとします。
17 秘密保持義務について
- サービス提供者及び利用者は、本サービスに関連して他方に対して秘密に取り扱うことを求めて開示した非公知の情報について、事前の書面による承諾がある場合を除き、秘密保持義務を負わない第三者(関係会社に属する役員および従業員を除く)に開示しないものとします。
- 前項の規定に違反し、サービス提供者が故意または重過失により秘密情報を第三者に開示した場合、サービス提供者は利用者に対し、損害(逸失利益を除く)を賠償するものとします。
18 情報に関するサービス提供者の責任
- サービス提供者は、ID 及びパスワードならびに登録情報等を善良な管理者の注意をもって保管いたします。
- 次に掲げる各号に起因して情報が消失、紛失、漏えい、破損等した場合には、サービス提供者はこれにより利用者または第三者に発生した損害につき一切責任を負わないものとします。
- 火事、停電、地震、洪水、戦争、通商停止、ストライキ、暴動、または政府当局による介入、その他弊社の合理的な支配の及ばない状況が生じた場合
- 電気通信事業者の役務が提供されない場合
- 利用者の故意過失に基づく行為
- 利用者の端末の機能の不具合に基づく問題が発生した場合
- ハッキング、コンピュータウィルスの侵入等第三者による侵害行為その他の原因により予見不可能な技術的問題が生じた場合の責任については、当事者間で別途協議の上決するものとします。
19 委託
利用者は、サービス提供者が本サービスに関する一部の業務を第三者に委託することがあることに、予め同意するものとします。なおサービス提供者は、当該第三者に対して、本利用規約に定めるサービス提供者の義務と同等の義務を負わせるものとします。
20 債権の譲渡について
利用者は、本利用規約および本サービスに関する一切の契約について、その契約上の地位およびこれにより生じる権利義務の全部または一部を、サービス提供者の書面による事前の承諾なく第三者に譲渡することはできません。
21 分離可能性
本利用規約のいずれかの条項またはその一部が、法令等により無効または執行不能と判断された場合であっても、本利用規約の残りの条項および一部が無効または執行不能と判断された条項の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。
22 準拠法、管轄
本利用規約の成立、効力発生、解釈にあたっては日本法を準拠法とします。また、本サービスに起因または関連してサービス提供者と利用者との間で生じた紛争については大阪地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
附則
令和6年4月10日 制定・施行