【公立大学法人広島市立大学】アデノイド肥大判定装置

非侵襲的で、身体的または精神的苦痛を伴わないアデノイド肥大の判定

被検者の発話に基づく音声データの分析を通じてアデノイド肥大を判定するための、非侵襲的で痛みを伴わない方法です。音声データからアンチフォルマント周波数を抽出し、そのデータを基にアデノイドの肥大を判定します。

特許内容の解説

被検者のアデノイド(扁桃の一種で、鼻咽部に存在するリンパ組織)が肥大しているかどうかを判定する装置です。

人の声を使って、鼻の奥にあるリンパ組織であるアデノイドが肥大しているかどうかを判断します。具体的には下記のように構成されます。

  • 音声データの解析部: 人が話す声から特定の音のパターン(アンチフォルマントと呼ばれるもの)を探します。この音のパターンは、声の中の特定の周波数を減衰させる役割を持っています。
  • 判断部: 解析した音のパターンがある基準を超えた場合、アデノイドが普通より大きくなっていると判断します。
  • 正規化処理: 検出された音のパターンを、声の中の別の特定の周波数(フォルマントと呼ばれるもので、声を強調する役割があります)で調整します。これにより、人の声の個性に左右されずに、アデノイドの状態をより正確に評価できます。
  • 判断基準の拡張: 調整された周波数を基に、アデノイドが肥大しているかどうかを判断します。
  • 記録部: 声の解析結果をその人ごとに記録し、保存します。これにより、時間が経ってもその人のアデノイドの状態の変化を追跡できます。

この技術は、手軽に声を分析することでアデノイドの健康状態をチェックできるため、特に子どもたちの健康管理に役立つと考えられます。

AIによる特許活用案

おすすめ医療機器製造業教育および研究機関介護

  • 医療診断
  • 特に小児科での使用に適しており、子どもたちが苦痛を感じることなくアデノイドの健康状態を評価できます。

  • リモートヘルスモニタリング
  • この技術は遠隔医療にも応用可能で、患者が自宅で簡単に自身のアデノイドの状態をチェックできるようにします。

  • 研究用途
  • 研究者がアデノイド肥大の発生傾向やその他の関連病状を研究する際に、この技術を用いることで、大規模なデータ収集が可能となります。

  • 総合情報
  • 弁理士解説
  • 権利概要

特許取得国:

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

#弁理士コメント

従来の医療的検査と比較して、声を録音するだけなので、患者に負担がかかりません。また、音声分析に基づくため、結果が迅速に得られます。これにより、必要な治療への迅速な対応が可能といった特徴があり特に小児医療における診断方法としては画期的と考えられます。

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出願番号特願2018-36434
出願日2018/03/01
発明の名称アデノイド肥大判定装置、アデノイド肥大判定方法及びプログラム
出願人/権利者公立大学法人広島市立大学
公開番号特開2019-150
登録番号特許第7076732