知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
複合粒子、その製造方法、および、それを用いたエレクトロクロミックデバイス

国立研究開発法人物質・材料研究機構
複合粒子、その製造方法、および、それを用いたエレクトロクロミックデバイス

本特許は、表示や調光などに利用されるエレクトロクロミックデバイスにおいて、その課題である「メモリ特性(電圧を加えなくても着色状態を保持する性質)」を改善する新しい材料技術に関するものです。従来のエレクトロクロミックデバイスは、色変化を保持するために持続的な電圧が必要であり、エネルギー効率やデバイス寿命の面で制約がありました。本発明では、層状ケイ酸化合物に有機基および金属粒子を組み込み、層間で有機・無機が共有結合した複合粒子を基盤としています。さらに、その粒子をメタロ超分子ポリマーで被覆することで、電子の保持性や安定性を高め、電圧をかけなくても着色状態を長時間維持できるように設計されています。この材料は、低消費電力化や耐久性の向上を可能とし、調光ガラス、電子ペーパー、スマートウィンドウなど次世代の省エネデバイスに応用できる可能性を秘めています。

 

つまりは、メタロ超分子ポリマーで被覆された新規複合粒子により、エレクトロクロミックデバイスのメモリ特性を大幅に改善します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-139638
発明の名称複合粒子、その製造方法、および、それを用いたエレクトロクロミックデバイス
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2023-033759
登録番号特許第7719490号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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