山口 雄浩
「防災 × 快適性」— 1席1着の備えが、新常識になる。平時は腰当てクッション、災害時は命を守る救命胴衣。

山口 雄浩
「防災 × 快適性」— 1席1着の備えが、新常識になる。平時は腰当てクッション、災害時は命を守る救命胴衣。
本特許は、平常時は椅子などに設置してクッションとして使用でき、災害時には即座に着用可能な救命胴衣へと“変身”する防災用具に関する発明です。最大の特徴は、使用者の腰に当たる位置に折り畳み可能な構造を設けることで、座位時には自然な腰当てクッションとして機能し、非常時には素早く展開・装着できる点にあります。
本製品は、肩・胴部の接続部と、薄肉部という折り畳み構造を持ち、通常は座面から背もたれ部へ沿わせて設置されます。クッション部は背面に着脱可能に装着され、防災頭巾を内蔵することも可能です。装着時には前身ごろに腕を通し、面ファスナー付きのベルトで簡易に固定できる構造となっており、従来製品と比較して装着操作が極めて少なく、短時間で着用可能です。
また、浮力材として発泡体を内蔵しており、着用者の身体を水上に浮かせる効果も有します。さらに、反射材や収納ポケットの装備も可能で、視認性・利便性にも配慮されています。従来の救命胴衣と異なり、常時使用者の近くに設置できる点は、防災備蓄の新たな概念を提示しており、BCPや避難計画上の課題を補完する実用性の高いアイデアです。
つまりは、平時は腰当てクッション、災害時は救命胴衣に変身。防災頭巾も内蔵し、座ったまま素早く装着可能な、特許取得済の“変身型防災アイデア”です。
AIによる特許活用案
おすすめ
- 【オフィス・企業向け】BCP対策として各席に常設
- 【自治体・公共施設向け】避難所や庁舎の椅子に常備し、地域住民の安全を確保
- 【観光・乗り物・商業施設向け】観光バス・フェリー・水辺のカフェなどに設置
企業の防災対策において、従来の救命胴衣は倉庫や棚に収納されており、非常時に取り出す手間や時間が課題となっていました。本製品は、通常は腰当てクッションとして椅子に常設できるため、収納スペース不要。災害時には、座ったまま簡単に装着可能で、避難時間の短縮・パニックの抑制に貢献します。企業のBCP(事業継続計画)における新たな備えとして有効です。
地震や水害の際、多くの住民が避難してくる公共施設では、迅速な避難支援と身の安全確保が求められます。ネオクッションは、防災頭巾と救命胴衣の機能を一体化し、着座したまま装着可能。椅子に設置するだけで「その場で備える」新しい防災スタイルを実現できます。高齢者や子どもにも扱いやすい設計で、地域防災力の底上げに寄与します。
観光施設や交通機関では、不特定多数の来訪者に迅速な避難指示を行うのが困難な場面もあります。本製品はクッション型で違和感なく備えることができ、非常時には「椅子から立ち上がるだけ」で救命具として使用可能。フェリーや観光バス、または水辺に近いレストラン・カフェでも「機能を備えた座席」として活用でき、安全性と快適性を両立できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 86029 |
発明の名称 | クッション付き救命胴衣 |
出願人/権利者 | 山口 雄浩 |
公開番号 | 182305 |
登録番号 | P7544426 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
価格
・事業譲渡の場合 300万円~350万円
準備中です
#発明者コメント
一昨年度末まで千葉県警察 船舶職員(船長職)に従事していましたが、海・川の事故、水害等のニュースを観るたびに、一般の方が手軽に救命具を活用できないかを考えていた時に閃いたのが救命具とクッションを一体化したらと思い付きクッション付き救命胴衣の特許を出願しました。