【余田 紘司】デイトレードに適した革新的なチャート③
【余田 紘司】
デイトレードに適した革新的なチャート③
株などの金融商品の取引を行うリアルタイムチャートツールに関する発明で、デイトレードのような機動的な売買を行う際に役立つ機能を複数網羅した特許ポートフォリオになっております。
■当日のストップ高/ストップ安水準が視覚的に把握できるチャート表示機能
■異なる時間軸のローソク足を瞬時に比較表示できるチャート表示機能
■寄付き前に推測される当日のギャップアップ/ギャップダウン水準を視覚的に把握できるチャート表示機能
■買付希望額から買付可能な株数を自動計算して成行/指値注文を生成する注文機能
■当日のストップ高水準を基準にして指値を自動計算して指値注文を生成する注文機能
デイトレードにおいて迅速なエントリー、利食い(損切)判断や、迅速な注文執行に寄与します。 発明者自身のデイトレード経験上、「こんな機能があれば!」と思っていた機能を特許にしました。
この特許発明は、取引銘柄のチャート上において、どれかローソク足を選択すると、そのローソク足に対応するより時間軸の短いチャートを小さく表示します。
例えば、日足チャート上でローソク足を選択すると、その選択された日の分足チャートを小さく表示する、という具合です。その日の四本値だけではザラ場では実際どのように株価が変動したのか分足チャートを見なければ分かりませんが、日足⇔分足とチャート画面をパタパタ切り替えるのは面倒です。
本特許の表示機能により、一つのチャート画面上で気になる四本値の詳細な値動きをすぐさま確認することができ、値動きの分析に寄与します。
詳細は発明者のウェブサイトでも紹介しておりますのでご覧ください。
https://kojiyoden-ip-chartsystem.weebly.com/
特許の活用
リアルタイムチャートツールは、すでに各証券会社が顧客に向けて提供しています。例えば、楽天証券のマーケットスピード等です。このような証券会社が提供するツールで本特許発明を実施することが可能です。また、証券会社が直接提供するツール以外にも、株式会社QUICKやBloomberg等のベンダーが提供するツールでも本特許発明を実施することができるはずです。
オンライン証券口座の開設数は、上位2社(SBI、楽天)だけでも約2000万に達しており、大変大きな市場規模です。
その中にあって、リアルタイムチャートツールの機能や使い勝手は、顧客満足度にダイレクトに影響するものであり、口座獲得競争が激化するオンライン証券会社にとって大変な関心事だと確信しております。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 2022-182974 |
出願日 | 2020/12/28 |
発明の名称 | チャートシステム |
出願人/権利者 | 余田 紘司 |
公開番号 | 2023-00921 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です
#発明者コメント
私は過去に株のデイトレードをよくしていました。デイトレードのようなアクティブなトレードでは、時々刻々と動く現在値を見ながら売買判断を瞬時に行い、売買注文も素早く行う必要があります。また、寄付後の値動きを予想するため、気配値が配信される寄付き前からすでに勝負が始まっています。
このようなトレードには、楽天証券のマーケットスピード等リアルタイムチャートツールを使用するわけですが、瞬時の売買判断や素早い売買注文を行うために「もっとこんな機能があったらいいのに!!」という思いがありました。
このような思いを胸に、アクティブなトレードに有用な便利機能のアイデアを特許にしました。
現在、事情により家族名義の権利にしておりますが、自由に移転可能です。希望条件は、ライセンスに限らず、売却による一括譲渡も含め協議したいと思います。