日本放送協会
符号化の新次元、エンコード時刻の巧妙な利用

日本放送協会
符号化の新次元、エンコード時刻の巧妙な利用
本特許では、エンコード方式によって符号化された1個以上のアクセスユニットがカプセル化されたメディアユニットを生成するステップAと、メディアユニットに追加して、メディアユニットの先頭に含まれるアクセスユニットの絶対時刻を示す情報を送信するステップBを実行するプログラムについて詳述しています。このステップBでは、メディアユニットに含まれるn番目のアクセスユニットについて、n番目のアクセスユニットのCTSとn+1番目のアクセスユニットのCTSとの差分であるCTS相対値を送信することが特徴的です。この新たなプログラムにより、従来よりも効率的なデータ伝送と処理が可能となります。
つまりは、本特許は、エンコード方式の一部としてアクセスユニットの絶対時刻を利用する新たなプログラムを提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ITデジタルメディアテレコミュニケーション
- 高速なメディアストリーミングサービスの提供
- 音声信号の効率的な送信
- 高解像度映像信号の符号化
この特許の技術を利用すれば、メディアユニットの送信時にその先頭に含まれるアクセスユニットの絶対時刻を示す情報を送信することが可能となります。これにより、データ伝送の効率性が向上し、ユーザーに対してより高速なメディアストリーミングサービスを提供することが可能となります。
この特許の技術は、特にアクセスユニットのサイズが数百バイトしかない音声信号の送信に有用です。従来の方法ではオーバーヘッドの原因となる部分を削減し、より効率的な音声信号の送信を可能にします。
高解像度の映像信号に対しても、この特許の技術を活用すれば、従来の方法で問題となっていたパケット長を示すフィールドのビット数の不足を解消することができます。これにより、高解像度映像信号の効率的な符号化と送信が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-507816 |
発明の名称 | 符号化装置、復号装置及びこれらのプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | WO2013/146571 |
登録番号 | 特許第0006126583号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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