知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人群馬大学
革新的なポリエチレン製多孔質膜の製造技術

国立大学法人群馬大学
革新的なポリエチレン製多孔質膜の製造技術

本製造方法は、粘度平均分子量が100万〜1500万の超高分子量ポリエチレンと、重量平均分子量が1万〜80万のポリエチレンを混合し、特定の工程を経て、多孔質フィルムを作製します。このフィルムは、フィルム内のラメラ結構間を剥離させることにより開孔し、細孔を形成します。この細孔直径は200nm以下であり、引張り強度が10MPa以上、酸素透過係数が5メ10〜5 mo “m7 (mそ・s・Pa) 以上という性能を持っています。これにより、細孔容積や比表面積が大きく、引張り破断強度や気体透過係数が高いポリエチレン製多孔質膜を製造することが可能となります。

つまりは、極微細な細孔を持つ高品質なポリエチレン製多孔質膜の製造方法を提供します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 電子機器化学材料

  • ハイパフォーマンスなリチウムイオン電池セパレーターの製造
  • 本技術を用いて、リチウムイオン電池のセパレーターを製造することができます。細孔径をnmオーダーにまで小さくすることで、リチウムイオンがよりスムーズに電極間を移動でき、高性能化を実現します。

  • 高品質なフィルタリング素材の製造
  • 本製造方法は、飲料や化学物質のフィルタリングなど、微細な物質を除去する必要がある場面においても利用可能です。特定の物質のみを選択的に通過させるフィルターを作成することが可能です。

  • 先進的な医療用具の開発
  • この技術を用いて、細孔径を制御したポリエチレン製多孔質膜を製造し、医療用具やバイオメディカル製品に応用することができます。例えば、適切な細孔径を持つフィルムは、人体に優しく、効果的な人工臓器の部品として利用可能です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2014-532925
発明の名称ポリエチレン製多孔質膜の製造方法およびポリエチレン製多孔質膜
出願人/権利者国立大学法人群馬大学
公開番号WO2014/034448
登録番号特許第0006146781号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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