国立大学法人信州大学
革新的な導電性材料:硫黄鎖内包カーボンナノチューブ

国立大学法人信州大学
革新的な導電性材料:硫黄鎖内包カーボンナノチューブ
本特許は、直線構造またはジグザグ構造の硫黄鎖が内包されたカーボンナノチューブ、およびその製造方法に関するものです。このカーボンナノチューブは中空部分の径が2.0nm以下であり、密封容器にカーボンナノチューブと硫黄を収容し、真空密封した後に718K以上の温度で加熱することにより、硫黄がカーボンナノチューブ内に内包されます。その後、カーボンナノチューブの外面に付着した硫黄を除去する精製工程が行われます。本発明により得られる硫黄鎖内包カーボンナノチューブは、導電性等の機能性を持ち、各種産業での有効活用が期待されます。
つまりは、硫黄鎖を内包したカーボンナノチューブの製造方法とその用途についての特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー業界電子機器製造業化学工業
- 高性能二次電池の開発
- 高効率エネルギー伝達システムの構築
- 新規導電性材料の開発
硫黄鎖内包カーボンナノチューブの導電性と安定性を利用して、より高性能な二次電池の開発が可能です。特に、電極材料としての応用が期待されます。
本発明のカーボンナノチューブは、一次元ナノ空間で硫黄が金属化する特性を持つため、高効率なエネルギー伝達システムの構築に活用できます。
本発明により新規な導電性材料として硫黄鎖内包カーボンナノチューブを開発することができます。これにより、従来の導電性材料の問題点を解決し、より効率的な電子機器の製造が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-548611 |
発明の名称 | カーボンナノチューブ及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | WO2014/080974 |
登録番号 | 特許第0006386912号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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