国立大学法人東海国立大学機構
革新的な成形用治具製造法

国立大学法人東海国立大学機構
革新的な成形用治具製造法
この特許は、炭素繊維複合材料を使用した成形用治具の製造方法に関するものです。具体的には、炭素繊維複合材料から構成された複合材層とフッ素樹脂を成膜した離型膜を積層するための製造方法を提供します。この製造方法は、プラズマ照射によるプラズマ改質工程、または腐食性薬液との接触によるエッチング改質工程のいずれかを含む表面改質工程を具備します。さらに、成膜用基板の基板面に、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、四フッ化エチレン・四フッ化プロピレン共重合体、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂、及びエチレン・四フッ化エチレン共重合体から選ばれる離型膜を成膜します。この製造方法は、航空機の胴体部分や主翼部分などの主要構造材に使用される複合材製品を高精度に成形するために有用です。
つまりは、炭素繊維複合材料を使用した成形用治具の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 航空産業自動車産業製造業
- 高性能航空機の製造
- 高強度自動車部品の製造
- 炭素繊維複合材料の新たな応用分野の開拓
この製造方法を使用することで、耐久性と軽量性を兼ね備えた炭素繊維複合材料からなる航空機の部品を高精度に成形することが可能となります。これにより、航空機の性能向上とコスト削減が期待できます。
自動車部品の製造においても、この製造方法を利用することで、強度と軽量性を持つ炭素繊維複合材料の部品を効率よく製造することができます。これにより、自動車の燃費改善や性能向上に寄与します。
この製造方法は、炭素繊維複合材料の形状を自由に成形することが可能です。これにより、建築、家具製造、スポーツ用具など、従来の製造方法では難しかった分野での炭素繊維複合材料の新たな応用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-549711 |
発明の名称 | 成形用治具の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人東海国立大学機構 |
公開番号 | WO2014/083662 |
登録番号 | 特許第0006110406号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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