公立大学法人大阪
高精度な分析を可能にするナノテクノロジーによる被検出物質の検出装置

公立大学法人大阪
高精度な分析を可能にするナノテクノロジーによる被検出物質の検出装置
本装置は、複数の金属ナノ粒子を活用し、それらが第1および第2のホスト分子で修飾されています。被検出物質はターゲットDNAまたは抗原で、それぞれホスト分子との間でハイブリダイゼーションまたは抗原抗体反応を起こします。装置の受光器部分には撮影機器が含まれており、撮影された画像に基づいて被検出物質を検出します。さらに、第2の光源を備えており、この光源は金属ナノ粒子の局在表面プラズモン共鳴のピークの半値全幅の2倍に対応する実質的に単色の光を発します。この機能により、局在表面プラズモン共鳴の吸収スペクトルや表面増強ラマン散乱 (SERS) スペクトルを測定することが可能となります。
つまりは、ターゲットDNAや抗原といった被検出物質を高精度に検出するための装置です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーヘルスケア研究開発
- 疾病診断の精度向上
- 進行中の研究のサポート
- 環境モニタリングの強化
本装置を用いることで、より正確で迅速な疾病診断が可能になります。特定の疾病に関連するターゲットDNAや抗原の存在を検出することで、早期診断と適切な治療法の選択を支援します。
本装置は、新しい薬物や治療法の開発において、特定の物質の検出精度を向上させます。これにより、研究のスピードと正確性を向上させ、科学者がより有益な結果を得られるように支援します。
環境中の特定の物質や汚染物質の検出にも本装置は活用可能です。水質検査や大気汚染の監視など、環境保護と公衆衛生の観点から重要な情報を提供します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-519972 |
発明の名称 | 被検出物質の検出装置および方法 |
出願人/権利者 | 公立大学法人大阪 |
公開番号 | WO2014/192937 |
登録番号 | 特許第0006099108号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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