国立研究開発法人科学技術振興機構
光応答性核酸操作の革新:光架橋形成の抑制技術

国立研究開発法人科学技術振興機構
光応答性核酸操作の革新:光架橋形成の抑制技術
この技術は、具体的には、式Iで表される修飾ヌクレオチドがリン酸ジエステル結合して導入されてなる部分相補性核酸を使用し、光応答性核酸と部分相補性核酸との間の光架橋形成を抑制します。また、同一の分子内で光応答性部分塩基配列と相補性部分塩基配列を含む光応答性核酸と部分相補性核酸の分子が同一である場合、その光人架橋形成の抑制方法が、光応答性塩基及び光架橋可能なチミン (T) 又はウラシル (U) の塩基の間の光人架橋によって、光応答性核酸の自己架橋体形成を抑制するものです。さらに、光応答性塩基が3-ビニルカルバゾール構造を有する場合や特定のビニル構造を有する場合も含まれます。
つまりは、本特許は、光応答性核酸と部分相補性核酸の間の光人架橋形成を抑制する方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー医療技術ファーマシューティカル
- 新たな医薬品開発
- 遺伝子治療への応用
- データストレージの高度化
本技術を用いることで、光応答性核酸と部分相補性核酸の間の光人架橋形成を抑制することが可能になり、これにより新たな医薬品の開発が可能となります。
本技術は、遺伝子の操作にも応用可能です。特定の遺伝子を特異的に調節することで、遺伝子治療の新たな可能性を開くことができます。
光応答性核酸の操作技術は、データストレージの分野でも応用が期待されています。本技術を応用すれば、より精密で高密度なデータストレージシステムの開発が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-545312 |
発明の名称 | 光架橋形成抑制方法、及び自己架橋体形成抑制型光応答性核酸 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 | WO2015/064718 |
登録番号 | 特許第0006430953号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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