国立研究開発法人産業技術総合研究所
DNA解析を次のレベルへ!グアニン・脱塩基部位の検出キット

国立研究開発法人産業技術総合研究所
DNA解析を次のレベルへ!グアニン・脱塩基部位の検出キット
本特許は、DNA中のグアニン・脱塩基部位の有無とその位置を検出するためのキットや方法について述べています。このキットは、エンドヌクレアーゼIIIと、グリオキサールまたはその誘導体、極性溶媒を含みます。具体的なプロセスとしては、2本鎖DNA中の脱塩基部位の反対側にあるグアニンを検出するための手順が提供されています。これには、ビオチン化ステップ、精製ステップ、そしてポリメラーゼ連鎖反応を行って塩基配列の変異の有無を調べるステップが含まれます。これにより、DNAの塩基の平均的な脱塩基部位の量だけでなく、その位置や相補鎖側にある塩基の種類まで特定することが可能となります。
つまりは、DNA中のグアニン・脱塩基部位の有無と位置を特定することが可能な革新的なキットの特許内容です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーヘルスケア製薬
- ゲノム解析の精度向上
- 疾患診断の精度向上
- 新薬開発の支援
このキットを用いることで、ゲノム解析の精度を向上させることが可能です。具体的には、DNAの特定の部位における脱塩基部位の有無とその位置を特定することで、より詳細な遺伝情報を把握することができます。
疾患の診断においても、このキットは有効に活用できます。特定の遺伝子異常が疾患の原因となる場合、その異常部位を正確に特定することで、より正確な診断が可能となります。
新薬の開発において、遺伝子レベルでの詳細な情報は非常に重要です。このキットを使用することで、特定の遺伝子領域の動向を詳細に把握し、その結果をもとに新たな薬物ターゲットを発見することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-507391 |
発明の名称 | DNA中のグアニン・脱塩基部位の検出方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2015/136999 |
登録番号 | 特許第0006176694号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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