国立研究開発法人産業技術総合研究所
進化した製剤開発、コアシェル型粒子の革新的な製造法
国立研究開発法人産業技術総合研究所
進化した製剤開発、コアシェル型粒子の革新的な製造法
本特許は、疎水性高分子を含むコアと、リン酸カルシウムを含むシェルを有するコアシェル型粒子とその製造方法について述べています。特に、製造方法はアニオン性基を備える疎水性高分子を含む水溶性有機溶液とカルシウムイオンを含む溶液を混合し、さらにリン酸イオンを含む溶液と混合することでコアシェル型粒子を得るものです。これにより、安定したコアシェル型粒子が製造可能となります。また、平均粒子衝が50nm未満の粒子は、楽物輸送揚体として用いられ、薬物を担持することも可能です。このコアシェル型粒子は、徐放性製剤としても使用可能です。
つまりは、疎水性高分子とリン酸カルシウムを含むコアシェル型粒子の製造方法を提供する特許です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製薬業界素材科学ナノテクノロジー
- 新しい徐放性製剤の開発
- 環境に優しいバイオマスポリマーの利用
- 機能性物質の安定化技術
平均粒子衝が50nm未満のコアシェル型粒子は、薬物を担持することができます。これを活用し、新種の徐放性製剤を開発することが可能です。これにより、薬物の有効成分を体内でより長時間、安定して放出することが可能となり、効果的な治療を提供することができます。
本特許では、生分解性高分子がポリ乳酸であることも明記されています。ポリ乳酸は、植物などの再生可能な資源を原料としたバイオマス原料ポリマーで、環境に優しい素材として注目されています。この特性を活かし、環境に優しい新素材の開発に本特許技術を用いることが可能です。
コアシェル型粒子は、内部に機能性物質を保持することが可能です。これにより、機能性物質を安定化させ、その効果を長持ちさせることができます。この性質を活かし、機能性化粧品や食品添加物などの開発に本特許技術を用いることが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2016-546634 |
| 発明の名称 | コアシェル型粒子とその製造方法 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
| 公開番号 | WO2016/035750 |
| 登録番号 | 特許第0006284209号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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