国立研究開発法人産業技術総合研究所
抵抗温度係数の高い酸化バナジウム膜を活用した赤外センサー

国立研究開発法人産業技術総合研究所
抵抗温度係数の高い酸化バナジウム膜を活用した赤外センサー
本特許は、酸化バナジウム膜を活用した赤外センサーの製造方法について述べています。特に抵抗温度係数の大きさと、温度昇隆による抵抗率変化のヒステリシスをほとんど示さない酸化バナジウム膜の利用に重点が置かれています。この酸化バナジウム膜は、調光ガラスなどにも応用可能です。製造方法は、バナジウム有機化合物と他の金属有機化合物を含む混合液を基材に塗布し、紫外線を照射することで結晶化させます。この製造方法により、高精度の赤外センサーが開発可能となります。
つまりは、抵抗温度係数が大きく、温度昇隆による抵抗率変化のヒステリシスをほとんど示さない酸化バナジウム膜を活用した赤外センサーの製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 センサー製造業光学機器製造業材料研究業
- 高性能赤外センサーの開発
- 光学特性を活用した調光ガラスの製造
- 新素材の研究開発
制御性と反応性を向上させるために、本特許の酸化バナジウム膜を活用した赤外センサーを開発します。これにより、より正確な温度測定や動きの検出が可能となり、セキュリティーシステムや自動運転技術の進歩に貢献します。
酸化バナジウム膜の光学特性を利用して、調光ガラスを製造します。紫外線照射により結晶化された酸化バナジウム膜は光透過率を制御することが可能であり、窓ガラスや自動車のウィンドウなどの調光ガラスとして活用できます。
高い抵抗温度係数を持つ酸化バナジウム膜の特性を活用し、新素材の研究開発に役立てます。この膜の特性を理解し活用することで、電子機器やエネルギー関連製品など、さまざまな分野での新たな応用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-556559 |
発明の名称 | 酸化バナジウム膜およびその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | WO2016/068076 |
登録番号 | 特許第0006437006号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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