知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
神経堤細胞から自律神経系の細胞への革新的な分化誘導方法

国立研究開発法人産業技術総合研究所
神経堤細胞から自律神経系の細胞への革新的な分化誘導方法

本特許は、シグナル経路活性化剤や阻害剤などの化合物を用いてヒト多能性幹細胞を自律神経系の細胞へ分化させるための新しい方法を提供します。この方法は、経路阻害剤、Wntシグナル経路活性化剤、FGFシグナル経路活性化剤、EGFシグナル経路活性化剤など、特定の化合物の組み合わせを用いてヒト多能性幹細胞を培養し、さらに特定の工程で前培養することを特徴としています。また、この方法では、BMP2、BMP4、BMP7、又はBMP2/4からなるBMPシグナル経路活性化剤、SANT、JK184、ジェルビンからなるSHHシグナル経路阻害剤、IWR、XAV939、IWPからなるWntシグナル経路阻害剤などの特定の化合物を用いることが可能です。加えて、この方法では、前培養工程におけるヒト神経堤細胞の播種濃度や、BDNFシグナル経路活性化剤及びCNTFドシグナル経路活性化剤の存在下での培養工程なども特徴としています。

つまりは、本特許は、ヒト多能性幹細胞由来のヒト神経堤細胞を誘導する分化誘導方法に関するもので、化合物の組み合わせと特定の培養工程を用いることで自律神経系の細胞への分化を促進します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 バイオテクノロジーヘルスケアファーマシューティカル

  • 病態モデルの開発
  • 本特許の技術は、病態モデルの開発に活用することができます。ヒト自律神経系の細胞を効率的に作製することで、自律神経系に関連する疾患の病態解析や新規治療法の開発を促進することができます。

  • 創薬支援材料の提供
  • 創薬支援や細胞移植治療において、有効な化合物のスクリーニングや新規治療法の開発を行うための材料として、本特許の技術で得られた自律神経系の細胞を用いることが可能です。

  • 細胞移植治療の開発
  • ヒト多能性幹細胞から自律神経系の細胞を効率的に誘導する本特許の技術は、細胞移植治療の開発に寄与します。特に自律神経系の細胞の脱落や機能障害が各器の機能不全につながる疾患に対して有効な治療法を提供する可能性があります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2017-521742
発明の名称神経堤細胞から自律神経系の細胞への分化誘導方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号WO2016/194522
登録番号特許第0006593811号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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