国立研究開発法人情報通信研究機構
スマートな移動支援システムで、一歩先の未来へ

国立研究開発法人情報通信研究機構
スマートな移動支援システムで、一歩先の未来へ
この特許は、移動体(自律移動ロボットなど)がエレベータを利用して目的地へ移動する際の支援を行うシステムに関して説明しています。具体的には、エレベータ内に設置されたデバイスが移動体からの希望支援情報(目的地の階に関する情報)を近距離無線通信を介して受信し、それに応じてエレベータの行き先を指定します。さらに、デバイスは各階の地図情報を記憶しており、その情報を移動体に送信することで、移動体の移動をより効率的に行うことが可能となります。また、エレベータが停止した階を特定するためのビーコンの受信、移動体の現在位置に関する情報の受信・送信などの機能も含まれています。
つまりは、自律移動ロボットなどの移動体の目的地への移動を連携して支援するシステム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボット技術物流・運輸業建築・建設業
- ロボット技術の進化による効率的な物流システムの構築
- 高齢者や身体障害者の移動支援
- 多層化する建築物での効率的な移動支援
大規模な倉庫や物流センターにおいて、自律移動ロボットを利用した物の搬送が増えてきています。この特許を活用することで、エレベータを利用した移動においても、移動体が自己決定でき、人間の介入を必要としない効率的なシステムを構築することが可能となります。
この技術は、高齢者や身体障害者が使用する電動車椅子や移動支援ロボットにも応用可能です。目的地や現在位置情報を元にエレベータを操作することで、ユーザーの移動をスムーズにし、生活の質を向上させることができます。
商業施設やオフィスビル等の多層化が進む建築物において、訪問者や従業員の移動効率を上げることが求められています。この特許を活用し、移動体が自律的にエレベータを操作できるシステムを導入することで、移動時間の短縮と効率化を実現します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-170901 |
発明の名称 | 移動体の移動支援連携システム |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2022-062773 |
登録番号 | 特許第0006991610号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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