国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な強度と剛性を持つ高性能鋼板
国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な強度と剛性を持つ高性能鋼板
本特許は、高強度・高剛性の鋼板を提供します。その特徴は、特定の方向（圧延方向、板幅方向、45度斜め方向）でのヤング率が210GPa以上を有することです。この鋼板は、引張試験によって測定されるヤング率の差が、少なくとも2以上の場合で5GPa以上を有するとされています。また、結晶方位の集積率も特定の範囲に制限されています。これにより、特定の方向における高い強度と剛性を実現し、用途によって最適な性能を発揮します。
つまりは、高強度・高剛性鋼板は、特定方向でのヤング率が210GPa以上を有することを特徴とします。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業建設業航空宇宙産業
- 軽量化と高強度を求める自動車部品の製造
- 建築構造物の製造
- 航空宇宙機器の開発
高強度・高剛性鋼板は、自動車部品の製造に活用できます。特に、軽量化と高強度を両立させる必要がある部品に対して、この鋼板の使用は大きな効果を発揮します。これにより、車体の軽量化を実現し、燃費向上やCO2排出量の削減に寄与できます。
高強度・高剛性鋼板は、建築構造物の製造にも適しています。特に、地震や風など外部からの力に対する耐久性を持つ建築物の構造体に使用することで、安全性を向上させることができます。
高強度・高剛性鋼板は、航空宇宙機器の製造にも適用可能です。高い強度と剛性は、機器の耐久性を向上させ、高い信頼性を持つ製品を提供することができます。これにより、航空宇宙分野での新たな技術開発や、既存製品の性能向上に寄与することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2019-552364 |
| 発明の名称 | 高靭性を有する鋼材及びその製造方法、この鋼材を用いた構造用鋼板 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
| 公開番号 | WO2019/093399 |
| 登録番号 | 特許第0006893371号 |
- サブスク
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