大学共同利用機関法人自然科学研究機構
革新的な省エネルギー技術を駆使した静止型磁気冷凍システム

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革新的な省エネルギー技術を駆使した静止型磁気冷凍システム
本特許は、エネルギー効率を向上させることを目指す静止型磁気冷凍システムに関するものです。このシステムは、複数の超電導コイルを用いて変動磁場を生成します。この超電導コイルは3本以上備えられており、エネルギ移送制御部は近接する超電導コイルに逆向きの電流を流します。また、エネルギ移送制御部は、複数の超電導コイルのうち所定数をグループとし、そのグループ内の超電導コイルに1本ずつ順番に最大の電流を流します。磁気作業物質は全ての超電導コイルの内部に配置されています。この独自の静止型磁気冷凍システムは、エネルギー効率の向上に寄与し、広範な応用が期待されます。
つまりは、超電導コイルを用いて磁場を変動させ、エネルギー効率を向上させる静止型磁気冷凍システム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ヘルスケア産業機械トランスポーテーション
- 医療機器の冷却
- 磁気浮上列車のエネルギー効率改善
- 冷蔵・冷凍設備のエネルギー効率化
磁場を利用した冷却技術は、医療機器の冷却に利用することができます。特に、MRIなどの医療機器では、機器の適切な動作を維持するために低温が必要となります。この特許の静止型磁気冷凍システムは、エネルギー効率的にこれらの機器を冷却することができます。
磁気浮上列車は強力な磁場を必要とします。この特許の静止型磁気冷凍システムを利用すれば、超電導コイルを用いて高効率で強力な磁場を生成することが可能となります。これにより、磁気浮上列車のエネルギー効率を向上させることができます。
静止型磁気冷凍システムは、冷蔵・冷凍設備のエネルギー効率化にも応用することができます。超電導コイルを用いて生成される変動磁場は、冷凍プロセスを助け、エネルギー消費を抑えることができます。これにより、冷蔵・冷凍設備の運用コストを大幅に削減することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-177048 |
発明の名称 | 変動磁場生成システムおよびこれを用いた静止型磁気冷凍システム |
出願人/権利者 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 |
公開番号 | 特開2022-068403 |
登録番号 | 特許第0007170337号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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