国立大学法人信州大学
健康を支える新たな食品素材、フェルラ酸結合型糖質

国立大学法人信州大学
健康を支える新たな食品素材、フェルラ酸結合型糖質
本特許は、昇温部、反応部、冷却部の順に原料スラリーを通過させ、冷却部から製品スラリーを排出する構成とした連続式の水熱処理装置を用いることを特徴とするフェルラ酸結合型糖質の製造方法に関する。この方法は、食品加工残溶などのバイオマス資源に高圧水熱反応を直接作用させて、発酵や酵素反応などのバイオプロセスを経ずに、植物細胞を構成する有用資源を工業的に分離して得られるフェルラ酸基を有するアラビノオリゴ糖およびガラクトオリゴ糖等のフェルラ酸結合型糖質を製造するものである。これにより、腸内の有益菌を増やし、有害菌を減らす効果が期待できる。
つまりは、高圧水熱反応を用いた連続式水熱処理装置によるフェルラ酸結合型糖質の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 食品製造業健康食品業バイオテクノロジー業
- プレバイオティクス機能を持つ新製品開発
- バイオマス資源の有効活用
- 腸内フローラの改善に寄与
フェルラ酸結合型糖質は腸内の有益菌を増やし、有害菌を減らす効果が期待されています。この特性を活かして、新たな健康食品や機能性食品の開発に取り組むことが可能です。
この製造方法は、食品加工残溶などのバイオマス資源を原料とします。これにより、これまで廃棄されていた資源を有効に活用し、新たな食品素材を生み出すことができます。
フェルラ酸結合型糖質は腸内フローラの改善に寄与する可能性があります。これを踏まえ、健康食品や医薬品の開発に取り組むことで、健康増進や病気の予防に寄与する新たな商品を生み出すことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-030096 |
発明の名称 | フェルラ酸結合型糖質の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2012-187099 |
登録番号 | 特許第0005900792号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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