地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
環境に優しい強力な複合体の製造へ!

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
環境に優しい強力な複合体の製造へ!
本特許技術は、脂肪族ポリエステルと天然繊維とを相溶させることにより、機械的強度が高い生分解性の複合体を製造する方法に関するものです。この製造法では、ジオール及びジカルボン酸を等モル量で70-180度の温度条件下で反応させて縮合体を作り、その後セルロースアセテートと反応させることで相溶化剤を得ます。さらに、天然繊維に含まれるリグニンの一部を除去するアルカリ処理を行い、その後脂肪族ポリエステルと混練させる際に相溶化剤を添加します。これにより、強度と生分解性を両立した環境に優しい複合体を製造することが可能です。また、使用する天然繊維は、ケナフ織維、竹繊維、さとうきび繊維、とうもろこし織維、バナナ繊維及び麻繊維のうち、少なくとも1つから選択することができます。
つまりは、天然繊維と脂肪族ポリエステルを相溶化させる製造方法の特許技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 産業材料建築材料自動車部品製造
- エコフレンドリーな建築材料の製造
- 自動車部品の製造
- 環境に優しいパッケージ材料の製造
生分解性がありながら強度が高い特性を持つため、建築材料として活用できます。特に、環境に配慮した建築物の需要が高まる中、本特許技術を活用した建築材料は大きな魅力となるでしょう。
自動車部品としても利用可能です。軽量かつ強度が高い特性から、車の燃費向上に貢献する部品の製造に活用できます。また、生分解性を持つため、廃棄時の環境負荷も軽減できます。
プラスチック製品の代替として、パッケージ材料の製造にも活用できます。生分解性があるため、環境問題を引き起こすプラスチック廃棄物を減らすことに貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-151440 |
発明の名称 | 相溶化剤、その相溶化剤により相溶されてなる複合体、相溶化剤の製造方法及びその相溶化剤により相溶されてなる複合体の製造方法 |
出願人/権利者 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター |
公開番号 | 特開2013-032517 |
登録番号 | 特許第0006052958号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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