東京都公立大学法人
金ナノ粒子を担持した新規ボロン酸エステル型高分子微粒子の開発

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金ナノ粒子を担持した新規ボロン酸エステル型高分子微粒子の開発
本特許は、花型形状を持つボロン酸エステル型高分子微粒子に、平均粒径5nm以下の金ナノ粒子またはクラスターを固定化し、芳香族ニトロ化合物の選択的水素化触媒として活用する新規化合物の開発に関するものです。この高分子微粒子は、ベンゼン-1,4-ジボロン酸とペンタエリスリトールをテトラヒドロフラン存在下で混合し、常温・常圧で反応させることで得られます。生成された微粒子は、金前駆体を添加し、水素の存在下で反応させることで、金ナノ粒子を担持した複合体を形成します。この複合体は、芳香族ニトロ化合物の選択的水素化触媒として利用可能であり、高い触媒活性を発現します。
つまりは、花型形状のボロン酸エステル型高分子微粒子に、金ナノ粒子を固定化した新規化合物の開発に関する特許です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学業界ナノテクノロジー業界新材料開発業界
- 化学反応の効率化
- 新規触媒の商業化
- 環境技術への応用
この特許の技術を活用し、金ナノ粒子を担持したボロン酸エステル型高分子微粒子を芳香族ニトロ化合物の選択的水素化触媒として使用することで、化学反応の効率を向上させることが可能となります。
本特許の技術に基づいた新規触媒の開発・製造を行い、化学工業や製薬業界などへの販売を通じて商業化を図ることができます。その高い触媒活性は、様々な化学反応の効率化に寄与する可能性があります。
この特許の技術は、選択的な化学反応を可能にするため、環境に配慮した技術開発にも役立つ可能性があります。例えば、特定の有害物質の除去や変換に対する触媒としての応用など、環境保全技術における新たな可能性を開くことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-190242 |
発明の名称 | ボロン酸エステル型高分子微粒子、及び貴金属ナノ粒子担持ボロン酸エステル型高分子微粒子複合体、芳香族ニトロ化合物の選択的水素化触媒並びにそれらの製造方法 |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2013-053181 |
登録番号 | 特許第0005907551号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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