国立大学法人 名古屋工業大学
受動的な脚の腰関節の関節トルク発生装置

国立大学法人 名古屋工業大学
受動的な脚の腰関節の関節トルク発生装置
本発明は、受動的な脚の腰関節の関節トルク発生装置に関するものである。この装置は、レバーと大腰部が腰軸を介して相対的に回転し、トルク発生機構は、バネとカムの組合せにより腰軸を中心に関節トルクを発生させる。レバーが操作されることにより、カムの形状とバネのバネ係数であらかじめ定められたトルク特性に従って、大腰部の同じ姿勢における関節トルクがレバーの操作の分だけシフトされる。これにより、脚の振り運動をより望ましい動きにする関節トルクを発生させることができる。例えば、歩行支援をする場合、被支援者の脚の動きを補助する動きを実現できる。また、不整地等で運搬をする場合は、脚の振りを強くして、障害物に妨げられることなく、足を前方に接地させることができる。
つまりは、人間の操作により、脚の位置に対する発生トルクを調整可能な装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療機器ロボット技術福祉機器
- 歩行支援ロボットへの応用
- 脚式運搬ロボットへの応用
- スポーツトレーニングへの応用
本発明は、歩行支援ロボットへの応用が考えられる。高齢者や身体に障害を持つ人々がスムーズに歩行できるよう、トルク特性を調整して個々の歩行パターンに合わせた支援を行うことができる。
本発明は、脚式運搬ロボットに応用することも可能である。不整地や障害物がある場所でも脚の振りを強くし、障害物に妨げられずに足を前方に接地させることが可能となる。これにより、効率的な運搬作業が可能となる。
スポーツトレーニングにおいても、本発明は有効に活用できる。特に、ランニングやウォーキングなどのトレーニングにおいて、個々の選手の歩行パターンに合わせて関節トルクを調整し、効率的な動作改善を支援することができる。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-001104 |
発明の名称 | 関節トルク発生装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 名古屋工業大学 |
公開番号 | 特開2013-091151 |
登録番号 | 特許第0006020787号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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