日本放送協会
超高速撮影を進化させる新世代撮像素子駆動装置

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超高速撮影を進化させる新世代撮像素子駆動装置
本特許では、被写体からの光を光電変換して信号電荷を生成し、これを順次蓄積して出力する撮像素子を駆動する方法を提案します。この駆動方法は、撮影速度の情報入力から始まり、撮影速度が予め定められた撮影速度関値未満であることを条件に、撮影速度に応じた周波数を有し、信号電荷蓄積転送部の電荷転送容量が所定容量となる駆動電圧に基づいた第1駆動信号を出力します。さらに、撮影速度が撮影速度関値以上であることを条件に、第1駆動信号よりも電圧振幅が大きく、かつ、信号電荷蓄積転送部が転送する信号電荷の転送容量を第1駆動信号よりも大きく設定する第2駆動信号を出力します。この駆動方法は、超高速撮影のダイナミックレンジを改善する可能性があります。
つまりは、本特許は、超高速撮影に適用するための画素周辺記録型撮像素子の駆動装置及び駆動方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映画産業スポーツ産業科学研究
- 高精度なスローモーション映像の制作
- 科学研究への応用
- スポーツ分析への応用
本特許の技術を活用することで、映画やスポーツの撮影で使用されるスローモーション映像の精度を大幅に向上させることが可能となります。特に、動きが速く細部まで捉えることが難しいシーンの撮影に有用です。
物理、化学、生物などの科学実験で、高速で起こる現象を詳細に観察するために、本特許の技術を活用することができます。これにより、研究者はより詳細なデータを得ることが可能となり、新たな発見を促進することができます。
本特許の技術を活用して、選手の動きを高精度に分析することが可能となります。これにより、コーチやトレーナーは選手のパフォーマンス改善に向けたより具体的なフィードバックを提供することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-254091 |
発明の名称 | 駆動装置及び駆動方法並びに駆動装置を備えた撮像装置 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2013-110590 |
登録番号 | 特許第0005965135号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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