国立大学法人 千葉大学
高品質な表示を実現するエレクトロクロミック表示素子

国立大学法人 千葉大学
高品質な表示を実現するエレクトロクロミック表示素子
本発明は、エレクトロクロミック特性を利用した表示素子の製造法及びその表示素子に関するものです。エレクトロクロミック特性とは、電圧の印加により電気化学的酸化還元反応が起こり、物質の色が可逆的に変化する特性を指します。この特性を利用したディスプレイは視野性に優れ、大型化が可能で視野角依存性が少なく、鮮明な表示が可能です。しかし、一部のエレクトロクロミック表示素子では、表示された画像の消え残りが問題となっていました。本発明では、その問題を解決し、消え残りを低減したエレクトロクロミック表示素子を提供します。具体的には、一対の基板と、基板の対向する一対の面にそれぞれ形成される電極と、一対の基板間に挟持される媒体層を有するエレクトロクロミック表示素子で、媒体層はビオロゲン化合物を含み、電極の少なくとも一方は、I TOナノ粒子を焼成した膜であるというものです。
つまりは、画像の消え残りを低減し、鮮明な表示を可能にするエレクトロクロミック表示素子とその製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器製造業コンピュータ製造業ディスプレイ製造業
- 高品質ディスプレイの製造
- 電子ペーパーの製造
- 消え残りの少ない大型ディスプレイの製造
本発明によるエレクトロクロミック表示素子の製造法を用いて、鮮明な表示が可能な高品質なディスプレイを製造することが可能です。
エレクトロクロミック表示素子の特性を活かし、視野角依存性が少なく、鮮明な表示が可能な電子ペーパーを製造することができます。
本発明のエレクトロクロミック表示素子は、画像の消え残りを低減する特性を持つため、大型でも品質の高いディスプレイの製造が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2011-267414 |
発明の名称 | エレクトロクロミック表示素子の製造方法及びエレクトロクロミック表示素子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 | 特開2013-140191 |
登録番号 | 特許第0005901009号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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