知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度な配向相分離構造を備えた液晶と高分子の新世代

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度な配向相分離構造を備えた液晶と高分子の新世代

本特許は、液晶と高分子の配向相分離構造およびその製造方法について述べています。この構造は、特定の温度範囲内で相転移を起こし、その結果光の透過率を変化させることが可能です。また、この構造は一対の基板間に挟まれ、基板は軟質材料で形成され、特定の距離を保持します。基板の内側面には、特定方向に分子配向させる配向膜が存在します。製造方法は、光重合性液晶モノマーと液晶材料との混合液を注入し、光照射によって液晶材料を相分離させることにより液晶滴を生成します。この照射は、照射強度分布を不均一にした状態で行われ、光拡散板を介して行われます。

つまりは、温度変化に応答し、透過する光の強度を制御可能な液晶と高分子の配向相分離構造

AIによる特許活用案

おすすめ業界 建築電子機器自動車

  • スマートウィンドウの開発
  • この技術を使用して、温度変化に応じて自動的に光の透過度を調整するスマートウィンドウを開発することが可能です。これにより、室内の温度調節と光量制御が自動化され、エネルギー効率の向上が期待できます。

  • 次世代ディスプレイの製造
  • 照射強度分布を不均一にした状態で光照射することにより、異なる透過度を持つ領域を作成することができます。これにより、高度に制御可能なディスプレイを製造することが可能です。

  • 熱センサーの設計
  • この技術を用いると、温度変化に対する光の透過度の変化を利用して、高精度な熱センサーを設計することが可能です。これは、医療、製造業、自動車業界など、さまざまな分野での精密な温度制御が必要な場所で利用できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2012-275049
発明の名称液晶と高分子の配向相分離構造とその製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2013-152445
登録番号特許第0006066057号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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