国立研究開発法人水産研究・教育機構
魚類の感染症予防を強化!エドワジエラ・タルダ対策の新たなアジュバント技術

国立研究開発法人水産研究・教育機構
魚類の感染症予防を強化!エドワジエラ・タルダ対策の新たなアジュバント技術
本特許は、魚類における細胞内寄生細菌に対するワクチン効果を増強するアジュバント、およびこれを用いた水産用ワクチンに関するものです。特に、エドワジエラ・タルダに対する不活化ワクチンの効果を増強するためのアジュバントを提供します。具体的には、ヒラメの1型インターフェロンまたはインターフェロンγの組換えタンパク質を調製し、エドワジエラ・タルダに対する不活化ワクチンと同時にアジュバントとしてヒラメに接種することにより、本菌に対する不活化ワクチンの効果が有意に増強されます。これにより、エドワジエラ病に対する防除技術の向上を実現します。また、油性アジュバントを必要としないため、魚の健康への影響を最小限に抑えることが可能です。
つまりは、油性アジュバントを用いず、不活化したエドワジエラ・タルダおよび1型インターフェロンを魚に投与することで、ワクチンの効果を増強する技術を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 水産業バイオテクノロジーファーム業
- 魚病防止の新たなワクチン開発
- 魚類の健康管理技術の向上
- 環境負荷の軽減
本技術は、魚病予防の新たなワクチン開発に活用できます。特に、エドワジエラ症に対する有効な防除法や治療法が乏しい現状を改善し、魚病被害を大幅に減らすことが期待できます。
本技術を活用することで、魚類の健康管理技術を向上させることができます。具体的には、エドワジエラ・タルダに対する不活化ワクチンの効果を増強し、感染症の防止に寄与することが可能となります。
本技術は、油性アジュバントを必要としないため、魚への投与物の環境負荷を軽減することが可能です。これにより、持続可能な養殖業の実現に貢献することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-050959 |
発明の名称 | アジュバント、及び水産用ワクチン |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
公開番号 | 特開2013-184922 |
登録番号 | 特許第0005971625号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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