大阪瓦斯株式会社
革新的な酸化チタン構造体とその製造法

大阪瓦斯株式会社
革新的な酸化チタン構造体とその製造法
本発明は、酸化チタン及びその前駆体を用いた製造方法で、酸化チタン構造体を300以上で熱処理する工程を含む。この方法では、酸化チタン構造体は少なくとも1種のNbの酸化物、水酸化物、アルコキシド及び塩化物と接触し、さらに少なくとも水酸化ナトリウムを50重量%以上含むアルカリと接触する。この工程は、0kPa以下の減圧下に300以上で熱処理する工程や、還元雰囲気下に300以上で熱処理する工程を含む。さらに、この酸化チタン構造体は水、酸及びイオン交換樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種と接触する。この酸化チタン構造体は、光電変換素子や光触媒として使用され、導電性基板上に形成される色素が担持された多孔質酸化チタン膜が形成される。
つまりは、高度な耐熱性と導電性を備え、色素増感太陽電池の変換効率を向上させる酸化チタン構造体とその製造方法。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業、エネルギー産業、電子機器産業
- 高効率な太陽電池の開発
- 高耐熱性・高導電性素材の提供
- 新たな触媒の開発
この酸化チタン構造体は、色素増感太陽電池の変換効率を向上させるとして注目されています。既存の太陽電池よりも高い効率を実現することが可能で、太陽エネルギーの効率的な利用に貢献します。
高度な耐熱性と導電性を有するこの酸化チタン構造体は、様々な産業分野で使用される素材として注目されています。例えば、電子機器や自動車部品など、高い耐久性と安定性が求められる製品に対して、新たな素材として提供可能です。
酸化チタン構造体は光触媒として使用可能であり、これにより、新たな化学反応や環境浄化技術の開発が可能となります。米粒子状の酸化チタンを使用する従来の触媒に比べ、機能性や効率性が向上する可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-073605 |
発明の名称 | 高導電性酸化チタン構造体 |
出願人/権利者 | 大阪瓦斯株式会社 |
公開番号 | 特開2013-203579 |
登録番号 | 特許第0006049281号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です