国立研究開発法人産業技術総合研究所
液滴を退散!革新的な表面改質技術

国立研究開発法人産業技術総合研究所
液滴を退散!革新的な表面改質技術
本特許は、有機シランと金属アルコキシドを用いた有機-無機透明ハイブリッド皮膜とその製造方法について述べています。特に、固体表面に付着した液滴を除去する性能を付与するための表面改質方法と、そのための表面改質液の製造方法について詳細に説明しています。具体的には、特定の有機シランと金属アルコキシドを特定のモル比で混合し、それを有機溶媒、水、触媒を含む溶液中で共加水分解・縮重合し、得られた前駆体溶液を固体表面に塗布します。その後、室温、大気圧下で溶媒を揮発させ、皮上膜を架橋させます。これにより、液体に対する前進接触角と後退接触角との差(ヒステリシス)が有機シラン単独で表面処理された表面より小さな値となり、n-ヘキサデカンに対するヒステリシスが10*未満となることで、固体表面に付着した液滴を効率的に除去する性能を付与します。
つまりは、本特許は液滴付着防止皮膜の製造方法について述べており、固体表面に付着した液滴を効率的に除去する機能を持つ。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建築業自動車業家電製造業
- 防水性能を向上させる建築材料の開発
- 自動車の窓ガラスやボディに対する防水・防汚コーティングの開発
- 家電製品の防水・防汚性能の向上
本特許の技術を活用して、雨や湿気から建物を守る新しい建築材料を開発することができます。特に、外壁材や屋根材に適用することで、建物の耐久性や防水性能を向上させることが可能です。
本特許の技術を活用し、自動車の窓ガラスやボディに対する防水・防汚コーティングを開発することができます。これにより、雨天時の視界を確保し、車体の汚れを防ぐことが可能となります。
本特許の技術を使って、家電製品の防水・防汚性能を向上させることができます。特に、キッチン周りの家電製品に適用することで、油や水滴の付着を防ぎ、清掃の手間を減らすことが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-202523 |
発明の名称 | 有機-無機透明ハイブリッド皮膜とその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2013-213181 |
登録番号 | 特許第0005950399号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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