国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
新規マイコウイルス活用による病害防除

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
新規マイコウイルス活用による病害防除
本特許は、植物に対する病原力が低下した白紋羽病菌とその利用方法に関するものです。新規なマイコウイルスを感染させることにより、白紋羽病菌の病原力が低下し、果樹類の病害を防ぐことが可能となります。特に、このマイコウイルスは、菌終融合によって伝搬する増殖形態を有するため、糸状菌に導入することが困難であった問題を解決しています。また、この白紋羽病菌は、農業生物資源ジーンバンクに登録されており、信頼性が高いです。一部の特徴は、ウイルスゲノムRNAを細胞内に保持し、感染前に比べ、菌叢生育力や病原力が低下した状態であることです。
つまりは、植物に対する病原力が低下した白紋羽病菌とその利用方法に関する特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 農業バイオテクノロジー環境保護
- 病害防除剤の開発
- 持続可能な農業の推進
- 農業生物資源の利用拡大
この特許の技術を利用して、新たな病害防除剤を開発することができます。特に、植物病原性を示す菌類に対する効果が期待でき、農薬等の化学物質を使用せずに病害を防ぐことが可能となります。
化学物質による環境汚染の問題を解決し、持続可能な農業を推進するための一策として、この技術を活用することができます。特に、果樹類の栽培において、環境に優しく効果的な防除方法を提供します。
この特許の技術は、農業生物資源ジーンバンクに登録された白紋羽病菌を活用しています。これにより、農業生物資源の利用拡大と、新たな利用方法の開発につながる可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2012-133608 |
発明の名称 | 白紋羽病防除剤 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 | 特開2013-255460 |
登録番号 | 特許第0005958960号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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