国立研究開発法人産業技術総合研究所
高効率で透明なグラフェン膜面状ヒーター

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高効率で透明なグラフェン膜面状ヒーター
本発明では、高い透過率と電気伝導性を持ち、さらに薄くて柔軟な特性を持つグラフェン膜を使用した面状ヒーターについて述べられています。特許内容では、基材とグラフェン膜の膜厚の合計が100gm以下であること、または200gm以下であることが特徴として挙げられています。さらに、基材が透明で、その透過率が60%以上または50%以上であること、基材がダイヤモンド薄膜であること、基材が可携性を有することなどが特徴として挙げられています。また、面状ヒーターを備えたデバイスも特許の一部となっています。このような面状ヒーターは、その薄さと柔軟性により、様々な形状の物体に対しても適用可能であり、さらに高い発熱効率を誇ります。
つまりは、高い透過率と電気伝導性を持つ、薄くて柔軟なグラフェン膜を使用した面状ヒーターの特許です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器製造業自動車産業建築業
- フィルムヒーターの開発
- 可携性を持つ暖房装置の開発
- 透明な電子デバイスの開発
本特許の技術を用いて、薄く、軽く、柔軟性に優れた高効率のフィルムヒーターを開発することができます。その透明性と高い発熱効率により、自動車の窓ガラスや建築物の窓など、透明性を必要とする場所での利用が可能です。
本特許の技術は、薄さと軽さ、そして柔軟性により、携帯性を持つ暖房装置の開発に適しています。例えば、キャンプやアウトドア活動で利用できるポータブルな暖房ブランケットや、冷え性対策としてのヒートパッドなどが考えられます。
本特許の技術を活用することで、透明な電子デバイスの開発が可能になります。特に、高い透過率と電気伝導性を持つグラフェン膜は、触覚フィードバック機能を持つ透明なタッチパネルの開発に適していると考えられます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-013666 |
発明の名称 | 面状ヒータ及びそれを用いたデバイス |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2014-146478 |
登録番号 | 特許第0006086478号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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