国立大学法人九州工業大学
高効率細胞培養の新時代:透明な無機材料で作られた細胞培養シート

国立大学法人九州工業大学
高効率細胞培養の新時代:透明な無機材料で作られた細胞培養シート
細胞培養シートは、微小孔を有し、培養素の供給を可能にし、細胞等の最適な培養環境を実現します。この特許では、シリコンウェハの一方の面上に透明な無機材料を含む第1の層を形成し、微小孔を作り出すことで細胞の効率的な培養を可能にします。また、この細胞培養シートは、窒化ケイ素または酸化ケイ素であり、その膜厚は10nm以下です。細胞培養シートは、微小孔の間の平均距離が5m以上、好ましくは7//m以上であることが特徴となっています。これにより、可視光線および赤外領域の波長に対して完全に透明であり、顕微鏡で細胞等を観察する際に鮮明な観察画像を得ることが可能になります。
つまりは、この特許は、シリコンウェハ上に無機材料を含む層を形成し、微小孔を形成することで細胞を効率良く培養する細胞培養シートに関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー医療研究ファーマシューティカル
- 高効率な医療研究
- バイオテクノロジー業界への応用
- ファーマシューティカル業界での利用
この細胞培養シートは、医療研究における細胞培養の効率を向上させることができます。特に、細胞や組織、器官の培養や解析に使用することで、研究時間を短縮し、より高精度な結果を得ることが可能になります。
この細胞培養シートは、バイオテクノロジー業界における各種研究や製品開発に活用することができます。特に、人工多能性幹細胞(CiPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)などの研究に役立つ可能性があります。
この細胞培養シートは、新薬の開発や既存薬の改良など、ファーマシューティカル業界における研究に大いに貢献することができます。細胞の反応を正確に観察することで、薬の効果や副作用をより正確に把握することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-018062 |
発明の名称 | 細胞培養シート、およびその製造方法、並びにこれを用いた細胞培養容器 |
出願人/権利者 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | 特開2014-147342 |
登録番号 | 特許第0006124051号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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