知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
環境に優しく、再利用性に優れた革新的な木質材料

国立研究開発法人産業技術総合研究所
環境に優しく、再利用性に優れた革新的な木質材料

本発明は、従来の木質系材料に対して、熱可塑性樹脂を拡散させることで、材料の形状を自由に変更することが可能になります。この手法は、再変形やリサイクルが容易で、木質系材料を複雑な形状に成形するための細胞壁の変形及び細胞間層の剥離による流動成形性及び熱可塑性樹脂による細胞レベルでの形状維持性を付与します。また、本発明は木質系材料を水和化した後、アクリルモノマーまたはPEG換算で分子量が2万までのアクリルオリゴマーを、重合開始剤と共に、加圧下で含浸、拡散させた後、密閉環境下で重合させることにより木質系材料の細胞壁内にアクリル樹脂を拡散させる方法を提案します。

つまりは、木質系材料を複雑な形状に成形し、再変形やリサイクルが容易な熱可弾性木質系材料の製造方法を提案します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 製造業建設業家具産業

  • エコフレンドリーな家具の製造
  • 本発明を活用し、環境に優しく再利用性が高い家具を製造することが可能です。木質系材料を自由に成形できるため、デザインの自由度が向上し、消費者のニーズに合わせた製品を提供することが可能になります。

  • リサイクル可能な建築材料の開発
  • 建築業界では、本発明を活用して、再利用可能な建築材料の開発が期待できます。従来の木材では成形が難しかった複雑な形状も可能になり、さらにリサイクルも容易になるため、環境負荷を低減することができます。

  • リサイクル可能な家電製品のパーツ開発
  • 家電製品のパーツにも本発明を活用することが可能です。家電製品のパーツは複雑な形状が求められることが多いため、自由に成形できる本発明の木質系材料は大変有用です。また、パーツのリサイクルが容易になり、製品ライフサイクル全体の環境負荷を低減することができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2013-039348
発明の名称熱可塑性木質系材料の製造方法及びそれによって製造された熱可塑性木質系材料
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2014-166711
登録番号特許第0006183824号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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