国立大学法人埼玉大学
革新的なエネルギー伝送技術を搭載した磁気浮上装置

国立大学法人埼玉大学
革新的なエネルギー伝送技術を搭載した磁気浮上装置
本特許は、高周波電源を使用して一次側電磁石を構成する一次側コイルに交流を供給する静止側と、二次側電磁石を構成する二次側コイルを有し、一次側電磁石から発生される磁力で浮上する浮上側を備える磁気浮上装置です。特に、浮上中の浮上体に大電力を供給することが可能で、浮上側と静止側の間隔が増減すると吸引力や反発力が増減するよう設定され、その結果、浮上体を安定浮上させるための制御機構が不要となります。さらに、高周波電源から出力される交流の周波数が500Hz以上であることや、浮上側が静止側から給電された電力を変換する電力変換装置と、変換された電力によって駆動される電気機械を備えていることなどが特徴となっています。
つまりは、非接触で大電力を伝送し、制御機構不要で安定した浮上を実現する磁気浮上装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 交通インフラエネルギーロボティクス
- 非接触給電による新型交通システムの開発
- 非接触での大電力伝送を要する産業機械の開発
- 安定した浮上を必要とする産業用ドローンの開発
本特許は、非接触で大電力を伝送することが可能なため、これを利用した新型の交通システムを開発することが可能です。電車やバスなどの公共交通機関に取り入れることで、車両の移動中でも電力供給が可能となり、エネルギー効率の向上や運行コストの削減を実現することができます。
本特許の技術を用いれば、工場の生産ラインや大型の建設機械など、非接触で大電力を必要とする産業機械の開発が可能になります。これにより、機械の稼働中でもエネルギー供給が継続可能となり、作業効率の向上やダウンタイムの削減に貢献します。
本特許の技術は、安定した浮上が可能であり、この特性を利用して産業用のドローンを開発することができます。非接触での大電力伝送が可能なため、長時間の飛行や重い荷物の運搬も可能となり、物流業界や農業など、様々な産業での利用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-049172 |
発明の名称 | 磁気浮上装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 | 特開2014-175595 |
登録番号 | 特許第0006097102号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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