知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人京都大学
生命のメッセージ伝達を可能にする画期的ナノテクノロジー

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生命のメッセージ伝達を可能にする画期的ナノテクノロジー

この技術は、生理活性物質を内包するリポソームとエキソソームを混合し、複合化することを特徴とします。リポソームとエキソソームは、それぞれ直径30~200nmの細胞から放出される小胞であり、リン脂質、コレステロール、タンパク質、および核酸を含むものです。これらのハイブリッドベシクルは、生物の細胞間コミュニケーション手段として利用可能で、適切な細胞を選択し、特定のリガンドを過剰発現させることで、標的指向性を上昇させることが可能です。また、これらのベシクルを用いることで、特定の遺伝子をノックダウンすることも可能で、医療応用研究の進展に寄与します。

つまりは、本特許は、リポソームとエキソソームを組み合わせて製造される「ハイブリッドベシクル」及びその調製法に関するものです。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療業界薬学業界バイオテクノロジー業界

  • 標的指向性を持つドラッグデリバリーシステムの開発
  • この技術を利用すれば、特定の細胞を選択し、細胞膜に過剰発現させたリガンドを含むハイブリッドベシクルを作成することが可能です。これにより、標的細胞への薬物送達の精度と効率を大幅に向上させ、副作用の軽減や治療効果の最大化が期待できます。

  • 遺伝子療法への応用
  • ハイブリッドベシクルは、特定の遺伝子をノックダウンする能力を持つことが示されています。この技術を利用すれば、遺伝子療法の新たな手段として活用可能で、特定の遺伝子疾患の治療に対する新たなアプローチを提供します。

  • バイオマーカーとしての利用
  • エキソソームは、細胞の状態を反映するバイオマーカーとしての機能も持っています。このハイブリッドベシクルを用いることで、非侵襲的な診断ツールとしての可能性が広がります。これにより、疾病の早期発見や進行度のモニタリングが可能となり、より効率的な治療が実現します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2013-060148
発明の名称リポソーム-エキソソームハイブリッドベシクル及びその調製法
出願人/権利者国立大学法人京都大学
公開番号特開2014-185090
登録番号特許第0006137894号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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