株式会社北川鉄工所
効率的な加工を実現するコンパクトな割出しテーブル

株式会社北川鉄工所
効率的な加工を実現するコンパクトな割出しテーブル
本特許は、マシニングセンタに搭載され、被加工物の割出しを行う割出しテーブルに関する。この割出しテーブルは、本体にベアリングを介して回転可能に支持されたスピンドルと、スピンドルの軸方向端部に固定されたテーブル、そしてスピンドルの径方向外方に固定されたウォームホイールを備え、ウォームホイールにはモーターの回転軸に連結されたウォームが係合し回転駆動する。スピンドルは外周面において径方向外方に突出した環状の突出部を有し、スピンドルの外周面とウォームホイールの内周面との間には一定の隙間が設けられている。ウォームホイールの軸方向端面と突出部の軸方向端面は、摩擦圧接により接合されており、一定の隙間においては突出部と反対側に封目材が設けられている。ウォームホイールは高力黄銅からなり、スピンドルは炭素鋼からなる。これにより、割出しテーブルの軸方向の長さを短くし、加工エリアを拡大することが可能となる。
つまりは、摩擦圧接により接合されたウォームホイールとスピンドルを特徴とする割出しテーブル
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業工作機械製造業自動車産業
- コンパクトな設計のマシニングセンタの開発
- 高精度な加工を可能にする工作機械の改良
- 効率的な生産ラインの構築
本特許の割出しテーブルを用いることで、軸方向の長さが短いコンパクトなマシニングセンタを開発することが可能です。これにより、設置スペースの制限が厳しい場所でも、高精度な加工が可能なマシニングセンタを設置することができます。
本特許に基づく割出しテーブルの採用により、既存の工作機械の精度や効率を向上させることができます。特に、ウォームホイールとスピンドルの摩擦圧接による接合は、高速回転による摩擦熱の影響を軽減し、長時間の連続運転でも精度を保つことが可能です。
本特許の割出しテーブルは、加工エリアを拡大し、軸方向の長さを短くすることができます。そのため、工場内の限られたスペースで、より多くのマシニングセンタを設置し、生産ラインの効率化を図ることができます。また、高力黄銅と炭素鋼の組み合わせにより、耐久性も確保されています。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-066276 |
発明の名称 | 割出しテーブル |
出願人/権利者 | 株式会社北川鉄工所 |
公開番号 | 特開2014-188622 |
登録番号 | 特許第0006095435号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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