国立研究開発法人産業技術総合研究所
DNA汚染の最新解決策

国立研究開発法人産業技術総合研究所
DNA汚染の最新解決策
本発明は、周辺環境に汚染を拡散することなく、より高速に鋳型DNAを分解除去する技術を提供します。DNAの塩基配列を解読したり、特定の配列を有するDNAのコピー数を定量する方法として、特定の塩基配列を有するDNAの一部の領域をPCR法等で数千億のコピーであるDNAの断片に増幅し、その増幅過程または増幅産物を解析するという方法が一般的です。しかし、PCRで得られたDNAの断片はそれ自体が鋳型としての活性を有しているため、これらがサンプルや試験等に混入すると再びPCRの鋳型となって増幅される可能性があります。本発明により、この問題を解決します。
つまりは、DNAを高速で、安全かつ効果的に分解除去する新手法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療研究所バイオテクノロジー
- 医療現場での安全対策強化
- 研究所での実験精度向上
- バイオテクノロジー業界での新製品開発
医療現場でのDNA汚染は深刻な問題となっています。本発明を用いることで、DNAの鋳型活性を有するDNA断片を高速に分解除去し、医療現場の安全性を高めることが可能となります。
PCRの増幅産物を扱う研究所は、DNAの断片で汚染されていることが多く、正確な定量や診断が出来ない問題を抱えています。本発明を活用することで、DNA汚染を効果的に防ぎ、実験精度を向上させることが期待できます。
本発明を基にした新製品を開発し、バイオテクノロジー業界での新たなビジネスチャンスを創出することが可能です。例えば、DNAを高速に分解除去する装置やキットを開発し、研究所や医療機関に販売することで、新たな収益源を確保することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-090178 |
発明の名称 | 非脱気式の高温高圧水蒸気処理装置を用いて汚染を漏らさず高速にDNAを分解除去する方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2014-213224 |
登録番号 | 特許第0006057175号 |
- サブスク
- 譲渡
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