山陽特殊製鋼株式会社
高硬度投射材で部品強化 - 新次元のショットピーニング技術

山陽特殊製鋼株式会社
高硬度投射材で部品強化 - 新次元のショットピーニング技術
この特許は、従来のショットピーニング技術を大幅に進化させたもので、投射材と被投射材の双方に高硬度なものを用いることで、2200MPa以上の高い圧縮残留応力を得ることができます。これにより、部品の強化および大きな圧縮残留応力を付与することが可能になります。また、この技術では、表面の軟化を著しく抑制することが可能で、温度上昇のある環境で使用する歯車や金型などにも適用できます。さらに、被ショットピーニング材の表面は結晶欄がナノ結晶化することにより高硬度化しており、熱履歴を受けても表面硬さの低下幅が小さいという特長があります。
つまりは、表面のビッカース硬さが920HV以上の鋼製部材に、ビッカース硬さが1000HV以上の投射材をショットピーニングすることで、2200MPa以上の圧縮残留応力を得る新たな技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車製造業航空機製造業金型製造業
- 自動車部品の強化
- 航空機部品の耐久性向上
- 金型の耐熱性向上
自動車部品の耐久性を高めるために、この技術を活用して部品の圧縮残留応力を上げ、寿命を延ばすことが可能です。
航空機部品は高い耐久性が求められるため、この技術を使用して部品の硬度を上げ、寿命を延ばすことができます。
金型は高温環境で使用されるため、表面の軟化が問題となります。しかし、この技術を活用すれば、表面硬さの低下幅を小さくすることができ、金型の耐熱性を向上させることが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-095582 |
発明の名称 | 高い圧縮残留応力を得るショットピーニング方法 |
出願人/権利者 | 山陽特殊製鋼株式会社 |
公開番号 | 特開2014-213441 |
登録番号 | 特許第0006274743号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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