地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
高強度編針の製造、新たな技術の登場

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
高強度編針の製造、新たな技術の登場
本特許は、針頭部表面の一部又は全部にダイヤモンドライクカーボン膜(DLC)を被覆させた編針の製造方法について述べています。この方法では、DLC膜は編針のうち、DLC膜を被材させない部分を治具により密着挟持させ、編針をその長手方向が治具に対して垂直方向となるよう保持させた状態で炭素含有気下に置き、高周波電圧を印加しプラズマを生成させます。続いて、編針に対し負高電圧パルスを印加することにより針頭部の表面の一部又は全部に被覆させます。この方法により、針先の変形や摩耗に対する強度が向上し、針として十分な座必剛性を持ち、高速度運転も可能となります。また、DLCによるコーティングは、摺動部における摩耗及び焼付けの発生を有効に防止することができます。
つまりは、針頭部の一部又は全部にダイヤモンドライクカーボン膜を被覆させた編針の製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業、繊維業、産業機械
- 高性能編針の開発
- 繊維産業への販売促進
- 産業機械への適用
本特許の技術を活用して、従来の編針よりも耐久性と強度が向上した編針を製造することが可能です。これは、長時間の使用や高速での動作でも劣化しにくい製品を提供することで、顧客満足度の向上につながります。
繊維産業では、編針の耐久性や強度が求められます。本特許の技術を活用した編針は、これらの要求を満たす可能性があります。その優れた特性を強調したマーケティング戦略を展開することで、新たな市場の開拓や販売拡大が期待できます。
本特許の技術は、編針だけでなく、他の産業機械の部品にも適用可能です。部品の強度や耐久性を向上させることで、機械全体の寿命を延ばし、メンテナンスコストの削減に寄与することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-126615 |
発明の名称 | 編針の製造方法 |
出願人/権利者 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター |
公開番号 | 特開2014-221962 |
登録番号 | 特許第0006029149号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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