国立研究開発法人情報通信研究機構
未来の光通信を支えるスペースエイジ製品!

国立研究開発法人情報通信研究機構
未来の光通信を支えるスペースエイジ製品!
当該特許は、外部環境から空間光通信装置を保護し、同時に光通信に悪影響を及ぼさず、温度安定化するレヒドーム技術に関するものです。具体的には、光通信用の波長帯域を透過させ、可視光の波長帯域を反射させる機能性薄膜を形成し、通信光の波長域に対して、透光性ドームの表面粗度を10以下にすることを特徴とします。さらに、通信光が光学レドームを透過する際に、直進性の高い平面波に戻ることで、通信光のビーム拡散を抑制します。これにより、セキュリティ上の要求を満たしつつ、長距離の通信で必要な光通信の出射強度や受信強度の低下を防ぎます。
つまりは、外部環境から保護しながら、高品質な光通信を実現するレヒドーム技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界宇宙開発業界防衛業界
- 長距離光通信システムの開発
- 高セキュリティ通信環境の構築
- 無人機やドローンの通信システム強化
当該技術は、地上から衛星や航空機への長距離光通信システムの開発に活用できます。特に宇宙通信においては、データ転送速度の向上と通信品質の保証が求められますが、この技術を用いれば、外部環境の影響を受けずに高品質な通信を実現できます。
セキュリティ上、通信方向を隠蔽したい場合にもこの技術は有用です。透明なレドームでは対応できなかったこの問題を、可視光の波長帯域を反射させる機能性薄膜により解決できます。そのため、防衛や警察、セキュリティが重要なプライベート企業等での利用が期待できます。
無人機やドローンの遠隔操作においては、安定した通信が求められます。この技術を用いることで、外部環境の影響から通信装置を保護し、通信品質の向上が期待できます。これにより、遠隔地での災害救助や物流、情報収集などのドローン利用がより安全かつ効率的になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-111453 |
発明の名称 | 空間光通信装置用レドームおよび空間光通信装置用レドームを備えた光通信局 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2014-232902 |
登録番号 | 特許第0006296591号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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