日本放送協会
画像処理の新次元!奥行き情報に基づく圧縮の最適化

日本放送協会
画像処理の新次元!奥行き情報に基づく圧縮の最適化
近年の深度センサ搭載カメラの研究開発により、2次元画像に奥行き情報を加えた動画像情報の利用が増えています。本発明は、この奥行き情報を活用して画像の圧縮を効率的に行う方法を提供します。具体的には、画像をブロックに分割し、そのブロックごとの空間周波数とパワーの割合を考慮します。そして、それらの情報を基にして、ブロックが被写界深度内に属するか否かを判断し、量子化マトリクスの修正を行います。これにより、画像の符号化に必要なビット数を削減しつつ、品質を維持することが可能となります。
つまりは、本特許は、空間周波数とパワーの割合を考慮しつつ、画像の奥行き情報を用いて量子化ステップを調整する画像処理装置やプログラムに関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 IT映像制作ゲーム開発
- 高品質な映像ストリーミングサービスの提供
- VR/AR技術の最適化
- 3D映像制作の効率化
本発明を活用することで、映像の圧縮に必要なビット数を削減しながらも質を維持することが可能となります。これにより、インターネット環境に依存せずに高品質な映像ストリーミングサービスを提供することができます。
VR/AR技術では、リアルタイムで高品質な映像を生成しなければならないため、画像処理の効率化は重要な課題となっています。本発明は、奥行き情報を利用した効率的な画像処理を可能にするため、VR/AR技術のパフォーマンス向上に大いに貢献します。
3D映像制作では、画像の奥行き情報を活用することが一般的です。本発明を使用すれば、3D映像の圧縮と品質維持を両立することができ、3D映像の制作をより効率的に行うことが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-132070 |
発明の名称 | 画像処理装置、符号化装置、復号装置、及びプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2015-008367 |
登録番号 | 特許第0006200220号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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