知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人九州工業大学
一歩先を行く、リグニン除去技術を活用した多孔質炭素材料製造方法

国立大学法人九州工業大学
一歩先を行く、リグニン除去技術を活用した多孔質炭素材料製造方法

本発明は、特許文献1の技術を改良し、より比表面積の大きな多孔質炭素材料を得ることができる製造方法を提供します。具体的には、植物からリグニンを溶出する工程と、リグニンを溶出した植物にリンや窒素のうちのいずれか一方または双方を含有する化合物を加えて炭化する工程を有します。この製造方法では、過酸化水素水と酢酸の混液を用いて植物からリグニンを溶出することが特徴的で、リンまたは窒素の化合物としてリン酸グアニジンが使用されます。さらに、炭化する工程の後に二酸化炭素ガスにより活性化する工程をさらに有することも可能です。これにより、比表面積の大きな多孔質炭素材料を得ることができます。

つまりは、植物からリグニンを溶出し、リンや窒素を含有する化合物を加えて炭化する新たな多孔質炭素材料製造方法を提供します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 化学業界エネルギー業界環境業界

  • 高性能活性炭の製造
  • 本製造方法を活用することで、比表面積の大きな活性炭を効率的に製造することが可能となります。これにより、水処理やガス吸着などの分野での活性炭の利用範囲が広がります。

  • 環境負荷の低減
  • 本製造方法は、植物由来のリグニンを活用するため、環境負荷の低い製造過程を実現します。これにより、持続可能な社会の実現に貢献する製品を提供できます。

  • 高性能電池の開発
  • 本製造方法で得られた多孔質炭素材料は、電池の電極材料としても活用可能です。特に、電気二重層キャパシタの電極材料として使用することで、大容量で高性能な電池の開発が期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2013-140432
発明の名称多孔質炭素材料の製造方法
出願人/権利者国立大学法人九州工業大学
公開番号特開2015-013767
登録番号特許第0006288663号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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