国立大学法人福井大学
革新的なガラス基板製造技術による脂質平面膜形成

国立大学法人福井大学
革新的なガラス基板製造技術による脂質平面膜形成
この特許では、脂質平面膜を形成するために用いられるガラス基板の製造方法、該製造方法により得られる脂質平面膜形成用のガラス基板、および該基板の用途について述べられています。特に、ガラス基板素材の厚さが150-250μmであり、貫通孔の第1面側の開口の形状が直径100-200μmの円形であり、貫通孔の第2面側の開口の形状が、第1面側の開口の直径の20-60%の直径を持った円形であることを特徴としています。また、貫通孔の数が複数であり、貫通孔の開口の周囲が疎水性材料で被覆されていることが特徴です。さらに、このガラス基板を用いて膜蛋白質の機能を解析する方法が記載されています。
つまりは、本特許は、脂質平面膜形成用のガラス基板の製造方法とその用途に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー医療化学
- バイオセンサーの開発
- ドラッグデリバリーシステムの開発
- ナノテクノロジーへの応用
この特許の技術は、脂質平面膜を形成するためのガラス基板の製造方法が提供されているため、これを基に新たなバイオセンサーの開発が可能となります。特に、膜蛋白質の機能を解析するための基板として使用可能で、その結果として新たなバイオセンサーの開発が可能となります。
脂質平面膜を形成するガラス基板は、医薬品の適切な投与量を制御するためのドラッグデリバリーシステムの開発に利用することが可能です。この特許の技術を利用することで、新たな医薬品の効果的な投与方法の開発が期待できます。
このガラス基板の製造方法は、ナノスケールでの精密な制御が可能なため、ナノテクノロジーの分野においても応用可能です。特に、ナノスケールのデバイスや素材の製造において、その精密さと再現性が求められる場合に有用です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-155692 |
発明の名称 | 脂質平面膜を形成するための貫通孔を有するガラス基板、およびその製造方法と用途 |
出願人/権利者 | 国立大学法人福井大学 |
公開番号 | 特開2015-024936 |
登録番号 | 特許第0006128554号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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