知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人神戸大学
革新的なイオン性液体含有相互侵入網目構造体の製造

国立大学法人神戸大学
革新的なイオン性液体含有相互侵入網目構造体の製造

本特許では、アクリル重合体とアクリル単量体とラジカル重合性オリゴマーからなる人架橋ポリマーが相互に侵入し網目状に絡み合った構造をとり、イオン性液体が適度に膨潤させて粘着性、耐衝撃性を改善する粘着剤組成物の技術を提供します。特に、イオン性液体の割合が高いため、イオン性液体の性能を十分に生かすことが可能です。更に、成型性、自立性が十分に確保されています。これにより、大気環境下で長期間保存が可能なゲル構造体を製造することが可能となります。高強度ゲル、ナノコンポジットゲルなどの製造に適用可能で、溶媒が揮発性の水を使用している既存の製品と比べて、揮発性が極めて小さいイオン性液体を使用するため、大気環境下で揮発しにくいという優位性を持っています。

つまりは、本特許は、高分子鎖が独立して絡み合い、イオン性液体を保持するイオン性液体含有相互侵入網目構造体とその製造方法を説明しています。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 化学業界材料科学医療技術

  • 高耐久性ゲル素材の開発
  • 大気環境下で長期間保存が可能なゲル素材を開発するための基盤技術としてこの特許を利用することが可能です。化粧品や医療材料など、様々な産業分野での応用が期待できます。

  • 高性能粘着剤の製造
  • イオン性液体の高い割合を利用して、粘着性と耐衝撃性を向上させた高性能の粘着剤を製造することが可能です。建築材料や自動車部品など、さまざまな分野での利用が考えられます。

  • イオン性液体を利用した新素材の開発
  • イオン性液体の性能を十分に生かすことができる本特許の技術は、新たな高性能素材の開発につながります。環境技術やエネルギー技術など、社会課題解決に向けた新素材開発に活用できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2013-155032
発明の名称イオン性液体含有相互侵入網目構造体およびその製造方法
出願人/権利者国立大学法人神戸大学
公開番号特開2015-025056
登録番号特許第0006103708号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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