国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
光透過性と強度を兼ね備えたガラス化ハイドロゲル膜の製造法

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
光透過性と強度を兼ね備えたガラス化ハイドロゲル膜の製造法
本発明の製造方法により得られるガラス化後のハイドロゲル膜は、細胞外マトリックス成分を含有したハイドロゲルを低温でゆっくり乾燥させ、ガラス化工程を経た後に、再水和することで製造されます。このハイドロゲル膜は適度な強度と透明性を兼ね備えています。特に、細胞外マトリックス成分濃度を高めることで、ハイドロゲルの強度を高めることができます。また、このガラス化後のハイドロゲル膜は、再乾燥体に紫外線を照射することで、ブタ由来アテロコラーゲンを含有するガラス化後のハイドロゲル再乾燥体を得ることができます。このような特性は、医療やバイオテクノロジー分野での応用が期待されます。
つまりは、本特許は、透明性と適度な強度を保持するガラス化後のハイドロゲル膜の製造方法について記述しています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーメディカルファーマシューティカル
- 再生医療の可能性拡大
- ドラッグデリバリーシステムの開発
- 研究用具としての活用
透明性と強度を持つガラス化後のハイドロゲル膜は、細胞培養や組織工学の分野で利用可能です。特に、再生医療の分野で、患部に移植する細胞シートの基盤として使用することができます。
本製造法により作られたガラス化後のハイドロゲル膜は、特定の薬物を内包し、体内に持続的に放出させるドラッグデリバリーシステムの開発に活用できます。これにより、患者の負担を軽減し、治療効果を向上させることが可能となります。
細胞培養における基盤材料として使用することで、生物学的な研究の質と効率を向上させることが可能です。特に、透明性を持つため、顕微鏡下での観察が容易となり、研究の進行をスムーズにします。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-168393 |
発明の名称 | ガラス化後のハイドロゲル膜の製造方法、ハイドロゲル材料の製造方法、ガラス化後のハイドロゲル膜、ガラス化後のハイドロゲル膜の乾燥体および細胞シート |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 | 特開2015-035978 |
登録番号 | 特許第0006240997号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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