国立大学法人信州大学
同調性を最大限に活用するロボティックスーツの制御方法

国立大学法人信州大学
同調性を最大限に活用するロボティックスーツの制御方法
本特許では、装着者とロボティックスーツとの間の同調性を的確に識別し、その識別結果をロボティックスーツの制御に利用する新たな制御方法を提案しています。具体的には、装着者の同調性を識別し、その結果に基づいてパラメータ調節を行うことで、装着感を向上させることを可能にします。同調性の識別にはサポートベクターマシンの識別手法が用いられています。この方法は、神経振動子モデルを利用する同調制御方法を利用するロボティックスーツにおいて有効で、特に神経振動子のパラメータの一つである同調ゲインを装着者に合わせて適切に調節する際に重要となります。
つまりは、人体とロボティックスーツの同調性を識別し、その結果に基づいて装着感を向上させる制御方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボット工学ヘルスケアリハビリテーション
- 高齢者の歩行支援装置への応用
- ロボットと人間の協働作業の最適化
- スポーツトレーニングへの応用
この技術は、高齢者の歩行機能改善を目的とした歩行アシストや障がい者のリハビリ支援と自立動作支援を目的としたロボットスーツの制御に利用できます。装着者の動作意志を高精度に識別し、それに対応した動作を生成することで、より適応的な支援が可能になります。
ロボティックスーツの制御方法を工業用ロボットに応用することで、人間とロボットの協働作業をよりスムーズに行うことが可能になります。人間の動きに合わせてロボットが動作することで、作業効率を大幅に向上させることができます。
この技術をスポーツトレーニングに応用することで、選手の動きを的確に理解し、それに応じた最適なトレーニングを提供することが可能になります。例えば、選手のフォームをロボティックスーツがリアルタイムで分析し、必要な調整を行うことで、より効果的なトレーニングが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-175270 |
発明の名称 | ロボティックスーツの制御方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2015-044240 |
登録番号 | 特許第0006150337号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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