国立大学法人宇都宮大学
新次元の金属イオン抽出剤 - パラジウムイオンの効率的抽出

国立大学法人宇都宮大学
新次元の金属イオン抽出剤 - パラジウムイオンの効率的抽出
この発明は、固体のポリビニルアルコール(PVA)を酸化することにより、固体状のベータポリケトンを製造する方法に関するものです。酸化剤として窒素酸化物、特に二酸化窒素や四酸化二室素を用い、150℃以下で酸化します。製造されたベータポリケトンは、パラジウム金属イオン抽出剤として利用可能で、パラジウムイオンに対して高い抽出能を有します。これにより、パラジウムイオンの抽出をより効率的に行うことが可能となります。この技術は、パラジウムや他の貴重な金属のリサイクルや回収を行う際のコストを大幅に削減可能です。
つまりは、酸化反応によりベータポリケトンを製造し、それを用いてパラジウムイオンの抽出を効率化する技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業化学工業リサイクル業
- パラジウムリサイクルの効率化
- キャタライザーの製造業への応用
- 環境保護への貢献
この技術を活用することで、パラジウムや他の貴重な金属のリサイクルを効率的に行うことが可能です。特に電子機器などに含まれる微量のパラジウムの回収に有用です。
パラジウムは優れた触媒性能を持つため、自動車や化学工業で使用されるキャタライザーの製造において、この技術を活用することでコスト削減と品質向上が期待できます。
この技術は、廃棄物からの貴重金属の回収を効率的に行うことで、資源の有効利用を促進し、環境保護に貢献します。また、金属の採掘による環境負荷の軽減も期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-176102 |
発明の名称 | ベータポリケトンの製造方法、ベータポリケトン、特定金属イオン抽出剤の製造方法及び特定金属イオン抽出剤 |
出願人/権利者 | 国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 | 特開2015-044923 |
登録番号 | 特許第0006399735号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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