学校法人同志社
革新的な医薬組成物: シクロデキストリン誠導体とポルフィリン

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革新的な医薬組成物: シクロデキストリン誠導体とポルフィリン
本発明は、シクロデキストリン誠導体とポルフィリンを包接させた医薬組成物に関する。シクロデキストリン(CD)は、D-グルコースがeo-1,4グリコシド結合によって環状に結合したもので、内部に疎水性空油を有し、水中で様々な疎水性化合物を包接できる特性を持つ。また、高い水溶性と生体適合性を備えているため、薬物運搬体として使用する試みがこれまでに数多くなされてきている。しかしながら、CDを薬物運搬体として使用する場合、バイオアベイラビリティが低く、必要量の何倍もの量を継続的に投与しなければならないという問題点があった。本発明は、その問題を解決するため、CDの骨格に化学修飾を施して細胞表面への親和性を持たせる、体内での浴留性を向上させるなどの工夫が施されている。特に、ポルフィリンが5,10,15.20-テトラキス(4-スルホナトフェニル)ポルフィリンである医薬組成物が提案されている。
つまりは、本発明は、シクロデキストリン誠導体とポルフィリンを含む医薬組成物に関するものである。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医薬品製造業医療業化学工業
- 新規薬剤開発
- ドラッグデリバリーシステムの改善
- 疾患特異的な薬剤の開発
CDとポルフィリンを包接させた新規医薬組成物の開発に使用される。バイオアベイラビリティを向上させることで、必要量を削減し、投与の頻度や量を減らすことができる。
CDの骨格に化学修飾を施すことで、ドラッグデリバリーシステムの効率を向上させる。これにより、薬物が必要とする部位により正確に、また効率よく運搬することが可能となる。
CD自体にも特定の疾患に対して効果があることが報告されている。そのため、疾患特異的な薬剤の開発に役立てることができる。特に、本発明の医薬組成物は、抗癌剤の運搬に有効である可能性が示されている。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-178090 |
発明の名称 | シクロデキストリン誘導体及び医薬組成物 |
出願人/権利者 | 学校法人同志社 |
公開番号 | 特開2015-044961 |
登録番号 | 特許第0006180241号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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