国立大学法人北海道国立大学機構
ペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子:環境に優しい水素製造の新技術

国立大学法人北海道国立大学機構
ペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子:環境に優しい水素製造の新技術
本特許は、ペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子の製造方法とその利用について説明しています。特に、コア粒子の表面に形成されたペロブスカイト型複合酸化物からなる膜が、触媒として非常に有効であることが示されています。これらの被覆粒子は、粒径20nm以下のペロブスカイト型複合酸化物の結晶粒を有し、コア粒子は二酸化ケイ素、チタン酸バリウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化ナチクン、酸化ジルコニウム、酸化鉄及び酸化アルミニウムからなる群より選択されます。これらの被覆粒子は、水蒸気改質反応における触媒として、また電極や誘電体材料として活用可能です。
つまりは、高性能触媒として機能するペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子の製造方法とその活用
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー化学材料科学
- 水素製造の新たな方法
- 高性能電極材料としての活用
- 誘電体材料の開発
この技術は、炭素資源(例えば、バイオマス由来のアルコール)からの水素製造における新たな触媒として利用可能です。従来主に使用されてきたニッケル(Ni)プアルミナ人触媒では問題点が指摘されていましたが、本技術を応用することで、それらの問題を解決することができます。
ペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子は、その表面積と物理的特性を活かして、電極材料としての応用が可能です。特に、ナノレベルの粒子を用いることで、電極の表面積を一段と大きくすることができ、その結果、電極の性能を向上させることが期待できます。
本特許に記載された技術は、新たな誘電体材料の開発にも利用可能です。具体的には、ペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子を用いることで、誘電体材料の性能を向上させることが期待されます。これにより、より高性能な電子機器の開発が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-159911 |
発明の名称 | ペロブスカイト型複合酸化物からなる膜を形成する方法、ペロブスカイト型複合酸化物被覆粒子、水蒸気改質反応用触媒、電極及び誘電体材料 |
出願人/権利者 | 国立大学法人北海道国立大学機構 |
公開番号 | 特開2015-051913 |
登録番号 | 特許第0006590236号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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