国立大学法人富山大学
未利用バイオマス資源からの革新的エタノール生成

国立大学法人富山大学
未利用バイオマス資源からの革新的エタノール生成
この特許では、未利用のバイオマス資源、特に農産廃棄物や製紙廃棄物からエタノールを高収率で生産するための新たな方法が提案されています。バイオマスの主成分であるセルロースやへミセルロースを分解し、エタノール生産に利用する微生物の活用を研究しています。しかし、これまでのエタノール発酵微生物ではキシロースからエタノール発酵が難しく、また副生成物が生成したり、発酵阻害物質により発酵が阻害されるなどの問題がありました。これらの問題を解決するため、新たにMucor属とRhizomucor属の糸状菌を用いてバイオエタノール製造システムの開発が行われています。これにより、木質系バイオマスからのエタノール生産の効率化が可能になります。
つまりは、木質系バイオマスからエタノールを高収率で生産するための新たな研究と技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 農業林業製紙業
- バイオマスからのエタノール生産の効率化
- 廃棄物の有効利用
- 環境負荷の低減
この特許の技術を活用することで、未利用のバイオマス資源から効率よくエタノールを生産することが可能になります。これにより、エタノール生産のコスト削減や生産効率の向上が期待できます。
農産廃棄物や製紙廃棄物などの未利用バイオマスを利用することで、廃棄物の有効利用が可能となります。これにより、廃棄物の削減やリサイクルの促進につながります。
従来のエタノール生産方法に比べ、この特許の技術を用いることで、エタノール生産に伴う環境負荷を低減することができます。これは、未利用バイオマスの利用により、化石燃料の消費を削減できるためです。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-202539 |
発明の名称 | 糸状菌を用いる木質系バイオマスからのエタノールの製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人富山大学 |
公開番号 | 特開2015-065867 |
登録番号 | 特許第0006327822号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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